こんにち太陽

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注意この投稿は2015年に投稿したものを加筆修正したものとなります。

 

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カギ裏支店長と呼ばれ、ホンモノの支店長とバトる。そして飛ばされる
本店営業部(東京支店とも言う)に寿退社の欠員補充で

異動することができたため、リストラを免れた私。

 

たださすが本社、総勢100名近い営業の事務を

少人数でこなすには とても大変でした。

 

しかしながら入社2年ちょっとで得た経験と、積み上げられたノウハウで

スキルだけなら「ベテラン」と呼ばれるほどになっていたため、

苛刻な残業をしながらも仕事をしていくうちに、気がつけば

「裏店長」と呼ばれるまでに のし上がっていました。

 

 

そして3人目になった店長と、いよいよバトルすることになったのです。

 

 

3人めの支店長は

「営業は営業だけに専念すべきで、事務に係る一切の業務をする必要はない」

という考えの持ち主でした。

そのため、どんな些細なものでも、すべて事務に割り振られることになりました。

とはいえ営業は、本店営業部だけでも50名ほど。

なのにもかかわらず、事務は時短パートの方を入れても3名です。

 

 

正直、通常の事務業務だけでも月100時間を超えて残業しないと

追いつかないのに、(そして一部の事務業務を営業に振り当ててもなお)

これらもすべて事務がすることになるだけで、

事務の負担がものすごいことになります。

 

 

当時 私も体を壊し始めていたし、出納をメインに仕事をすることになった

もう一人の事務さんも、定期的に通院が必要なほど、体調を崩していました。

そして追加人員はまったくといっていいほど見込めない。

八方ふさがりの状態でしたが、私もここで怒りのスイッチが入りました。

 

 

もともと私はかなり好戦的な性格をしていて

(たぶん、この職場で培われたのだと思います)

目の前の敵が強ければ強いだけ燃え上がれるのです。

 

 

 

 

そして当時、すでに事務としては実力をつけていたので

(もちろん人間なので1日にこなせる業務量には限界がありましたが

それでも5人分くらいの仕事はしていたはずです)

「やってやろうじゃないの」と言う気分で、その指示に従いました。

 

 

 

その(ある種 無駄な)闘争心をもって仕事をこなしていたからこそ

仕事ができるキャパシティは ずいぶん大きくなったのだと、いまでも思います。

 

 

負担は激増しましたが、闘争心があるうちは 案外

気力で何とかできるものです。

その姿を見ていた一部の営業は、店長には内緒でこっそりと

事務を手伝ったりしてくれたりもしました。

 

 

暗黙のルールで 契約済みでチェックをする書類を私に持ってくる前に

必要最低限の事務を やった状態で持ってきてくれるようになったのです。

 

 

これはあくまでも「任意で」ということだったので、

店長も文句が言えませんでした。

ただ、その分 私への怒りは増したのかもしれません。

 

 

そもそも「裏店長」と呼ばれていること自体が気に入らなかったでしょう。

(まだ当時25歳くらいだったし・・・)

そして店長の私への怒りがピークに達した事件が起きました。

 

 

 

職場での内部監査業務が行われることになったのです。

社内の内部監査というのは、総務部が無作為に(ということになっている)

選出した社員に、その人が所属する部署内でのことについて

定められた項目について監査をし、規定のフォーマットで報告をする

というものでした。

 

 

内部監査の監査員になったものは、自分が監査員だということを

絶対に口外してはならず、また報告をしたことを上長にも告げる必要はない、

というものでした。

 

 

そして、その年の内部監査員は私になりました。

私は内部監査員として、部署内で気になっていることすべてを

包み隠さず報告をしました。

 

というのも金融業において、やってはならないこと

①営業資金以外の現金を私物の机等に入れておかない

②業務で使用する金品に関わるものは、すべて金庫に保管し

 台帳をつけておく

 

という2点が守られていなかったからです。

とくにひどかったのは、印紙や切手を出しっぱなしにしておくことが

散見されていたこと。

 

 

何度注意をしても守ってくれなかったこと、

注意を促すよう店長にお願いしても 気のない返事ばかりで

真面目に取り合わなかったことで、腹を立てていたのです。

 

 

また本店というのは、外部から監査が来る可能性の高い場所でもあります。

何かあったときのためにも、気を付ける必要があると思い

包み隠さず報告をしたのです。

 

 

そして内部監査の報告期限の日。

全体朝礼のあとの支店朝礼で、店長から

「内部監査の報告今日までだけれど、どうなった」という質問があったので

(ちなみにこのとき、誰が内部監査員かを店長は知りませんでした)

「今回の担当は私で、昨日夜に報告を済ませてあります」

と私が報告をしました。

 

 

すると店長が大声で

「なんで報告する前に僕に言わないんだ」と

大声で叱責をしたのです。それも、支店全員の前で。

 

 

それで私もブチっとキレてしまい、反論しました。

「だって提出前にアンタに見せたら、都合の悪い部分は

(報告書の内容)隠ぺいするでしょ」

 

 

つい脊髄反応でそう口にしてしまいました。

店長は真っ赤な顔をしましたが、さすがに公衆の面前で

事務の私を怒鳴ることはできず、いったん朝礼を終えて、

その後、応接室に呼び出しを食らいました。

 

 

かなり強い態度で叱責をされましたが、私もガンとして譲らず

毅然とした態度で応戦しました。

残念なことに、内部監査で私が指摘し、是正すべきと思っていたことについて

また、その必要性や重要性については、私が異動した直後に

店長は自らの身をもって思い知ることになったのです。

 

 

この一件で、決定的に店長が私のことを毛嫌いし、どうにかして

支店事務を外そうという思惑がハッキリと見えてくるようになりました。

 

 

そして会社全体が営業不振で、新規顧客を望むことが困難になってきた頃

回収業務に力を入れる必要性があるという方針が打ち出されました。

 

 

その結果、「管理部」と呼ばれていた 債権回収を目的とした部署へ

人材を投入する動きが強まり、ベテラン事務と呼ばれる方の多くが

本社の管理部に集結されることになったのです。

 

 

 

その中に私もノミネートされることになりました。

その後、正式に辞令がくだされることになり、

私は支店長と副支店長に呼び出されました。

 

 

「残念だけれど」と、まったくそう思っていない表情で前置きを述べて

異動の話を切り出されたとき、私も承諾をしたあと

「これでようやく厄介払いできましたね」と店長に言いました。

 

 

ただ同席をしていただけの副支店長が、ギョっとした顔をしたのを

今でも思い出します。

そして店長は、困惑したものの 明らかにほっとした表情でした。

たぶん本当に私のことを厄介払いしたかったのでしょう。

 

 

でもさすがにそれだけでは私も気分が収まらなかったので、

「だって私、扱いにくかったですねんねー」と言うと、

ばつの悪そうな顔をしてました。

 

 

 

カギ引継ぎを終えて久々の異動

その後、引継ぎを終えて(同じフロア内ですが)別部署に異動をすることになりましたが、

以前の記事で少し触れた通り、私の代替要員だった事務の方がまったく仕事をこなせず、

1ヶ月も経たないうちに音をあげて、人員の追加補充の要望があったそうです。

 

 

それでも業務が追い付かず、営業からは しょっちゅう泣きつかれ

場合によってはコッソリと私のところに相談に来る営業もかなりの人数いました。

 

そして、以前から懸念していたことがとうとう起きたのです。

それは、私が異動して ほんの数週間後の出来事でした。

 

 

 

 

カギ起きるべくして起きた不祥事事件

私が本店営業部で事務をやっていたときからいくつか懸念していたことがありました。

 

金融業は、お金を取り扱うのが仕事で、かつ目にする金額も

一般的なものとは大きく違います。

 

事務の私ですら営業資金として日々 平均して8000万円、

月末月初になると、最大で2億円くらいの現ナマを見て生活をしています。

 

そのため金銭感覚が狂ってしまったり、お金に対してルーズになる社員も

少なからずいました。

その中で数名、気になる言動をしている営業社員がいたのです。

 

 

総勢50名以上の営業がいると、その中には真面目な人、不真面目な人

さまざまいます。

その中でたまに「危険だな」と感じる人が出てくることがあります。

 

この「危険だな」というのはあくまでも直観なので

何がどう危険なのかはわからないのですが、

「この人の言動には気を付けておいた方がいい」というのは分かります。

 

 

実は私、そのことも引継ぎをしていました。

「ちょっと危険な感じがする人がいる。

お金に関するものは厳重に注意しておいた方がいい」と。

 

 

しかもさらには特定の個人名で伝えておいたのです。

そして「この人がこういう言動をしたときは気を付けて欲しい」とまで。

ですが、引継ぎをした相手は、そのことを真面目に取り合ってくれなかったのです。

「まさか、そんなことはない」と一笑に附されました。

 

 

そして、起こるべくしてとうとう不祥事事件が起きてしまいました。

 

 

営業資金の横領事件です。

そのときは160万円の横領がありました。

 

 

 

結果として、横領事件が起きました。そのことを、間接的に知りました。

(一応 別部署にいたのでしらないことになってるのですが、

親切に教えてくれた人がいました)

 

 

横領をしたのは、私が「気をつけろ」と言っていた人でした。

 

 

1回めは、店長の監督不行き届きと、

事務の職務怠慢(お金関連の管理の杜撰さ)、そして連帯責任ということで

東京支店のメンバー全員で補てんをしたと聞きました。

 

 

 

 

しかし2度目もあったのです。

2度目は800万近いお金を横領し、

そのまま行方不明になったと聞きました。

さすがに刑事事件として立件することになりました。

そして店長はその責任をとる形で、左遷されることになったそうです。

 

 

当時そのことを聞いた私は 正直な気持ちで言うと

「ざまーみろ」「ほらみたことか」と思ったものです。

 

確かに私は店長から見たら横柄な態度をとる

いけ好かない事務社員だったかもしれませんが、

仕事はきちんとこなしていた自負があります。

 

だからこそ、内部監査でも注意を促したし、しかしそれでも

私のことが気に入らないという感情的な理由で異動させた結果

いままで私が、見えないところで努力して食い止めていたさまざまなものを

自分の身をもって思い知ることになったわけです。

 

 

東京支店での事務の経験は、かなり過酷でしたが

私にとっては

「うるさいこと言うやつは、実力で黙らせる」

という手法を学んだ場所でもありました。

 

 

異動先の管理部については、続きにします。

 

 

 

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