中国では1月27日から2月2日までの1週間を春節(旧正月)として大型連休に入る。
この時期、中国国内の移動だけで十数億人、外国に旅行に行く人も何千万単位という。
日本各地にも中国からの観光客が押しかけていると報道している。
一時の爆買いは、落ち着いてきて、体験型旅行に移行してきているという。
今、中国ではネットで商品を買う環境が整ってきて、ネットで商品を買う人が増えてきているのも影響しているとのこと。
今回、大型連休は国によってあるのか、一斉に国民が移動する習慣があるか、気になったので、調べてみた。
アメリカは州によって休みが違ったりするが、祝日は日本より少なくクリスマスから正月が大きな休みである。
ニュースやネットでの情報しかないので、断定はできないが、中国みたいに国民が大移動することはないようである。
個人的な休暇は日本人よりよく取るというデータがある。
これはアメリカと中国の国のあり方が違うからだと思っている。
アメリカは自国の州を一つの国としてとらえている。
州の法律があり、州兵までいる。
州でできないような外交などをワシントンという特別区で行っている。
中国の省は、日本でいえば県みたいなもので、中央政府が握っている。
誤解を恐れずに言えば日本を大きくしたのが中国だ。
韓国は正月と旧盆の時期に大移動がある。
フランスは夏のバカンスで4週間ぐらい休むというから、かなり大型だ。
一斉に移動があるかどうかは定かでない。
総じていうと、欧米は個人で休暇を取り、日本、中国、韓国は全員で休みを取るとい構図だ。
日本でも地域によって休日を変えるという議論が一時なされたが、今は聞こえない。
国民性の違いといえばそれまでだが、個人主義と全体主義の違いと映らなくもない。
ネットの時代になり、情報が世界中を飛び交い、日本人が行かないような国内の場所がスポットを浴び外国人が多数いるというのも珍しくない。
日本人より海外の人の方が旅行上手といえる。
日本にも国内のリゾートや外国のリゾートに安く手軽に行けるシステムがあるので、それらを利用して旅行を楽しんでみてはどうだろうか。
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