Raphael

ご存知の方も多いと思いますが、１０月３１日・１１月１日、ZeppTokyoで行われたRaphaelの「再演」のゲストギタリストとして参加させていただきました。

お話を頂いたのはまだ寒かった頃、有紀さんからの一通のメールが始まりでした。
忘れもしないAYABIEのリハーサルをしていた日。
この１２年間、何度も夢に見た「再演」。それは素直に嬉しいっていう気持ちと、驚きと、有紀さんが自分なんかに声をかけてくれているという現実に急に胸が苦しくなったのを凄く覚えてる。
「今、ボーカリストとして活動していると思うんだけど、当日は是非ギタリストとして一緒にステージに立って力を貸してほしいんだ。」

僕はバンドを始めた頃からRaphaelが大好きで、作詞作曲も華月さんがしてるから！というだけで始めたし、当時組んでたバンドも華月さんがリーダーだから！ホームページも作ってるから！っていうそれだけの理由で同じ事やったり追いかけ続けてた。Raphaelのギターだってほとんどコピーした。本当の憧れ。

だからこそ、もしいつか再演が決まったならきっと３人でやるんだろう、３人でやってほしいってずっと漠然と思ってました。
そこに自分がギタリストで参加するなんて想像もできないし、
もっともっとRaphaelを愛している人からすれば絶対拒絶される事なんだろうなっていうのはすぐわかった。

それでも、有紀さんから直接誘ってもらえたのは事実だし自分の想像じゃなく、有紀さんの思い描く完全な「再演」のお手伝いをしたい。その気持ちがすぐに勝って「是非、やらせてください。」とお返事をさせていただきました。

「バッシングとか、色々言われて傷つけちゃう事もあると思う。でも僕らがいるから。」そう言ってすごく心配してくれたのも心強くて。批判的な意見がたくさん集まるのも仕方ないし、なんであいつが・・・ってなる気持ちも簡単に想像できた。それでも、何か微力でもRaphaelの力になれるのならやらせてもらおうと思いました。何より、有紀さんから必要とされたんだから。

そして今回２日間、ゲストギタリストのAnchangさん、Lidaさん、咲人さん、サポートキーボードのもっちゃん、そしてRaphaelのメンバー４人とステージに立てて本当に幸せだったし参加してよかったと心から思いました。

最高の経験、最高の思い出をありがとうございました！
メンバーさん、スタッフチーム、参加されたすべての皆さんに感謝。
また、いつかRaphaelが見れるのなら・・・その日を楽しみに待っています。