■安針塚~田浦におでかけ
僕は通勤に京急を利用している。
駅の改札にハイキングや観光のパンフレットがいくつもおいてあり、沿線の観光地を歩いて見ようと考えていた。
降りた駅は安針塚駅、金沢八景駅から横須賀中央のあいだにある山あいの駅だ。
普通電車しか停まらない駅には静かな日差しが落ちていた。
駅の南側の山の上には積水ハウスが分譲した「コモンシティ」マンション群がある。
今回のハイキングはこの駅から始める。
駅に隣接する京急ストアで助六弁当を買い、どうやって行こうかと少し考えた。
そうだ、コモンシティまでエレベーターに乗せてもらおう!
軟弱な僕はマンション群へのエレベーターに相乗りさせて頂いた。
(マンション管理組合の費用負担で運営しているようだが、組合員に限定していないようである)
僕はマンション群を抜けて、本町山中道路(横浜横須賀道路から国道16号線汐入駅前を結ぶ有料道路)のわきを通り、目的地安針塚を目指した。
駅名の安針塚、その安針塚はどんなところかを見たい。
梅の花が咲いていた。
坂を登った頂上、塚山公園に着いた。
三浦安針、江戸時代イギリスから日本に来た。
その青い目に日本はどう写ったのだろうか。
最終的には日本人妻をめとったらしい。
ここからは現国道16号線ができるまで国道だった道をてくてくと歩く。
横須賀市追浜から横須賀駅付近までは海岸線まで山が続いており、長く海を交通手段にしていた。
景色の良い山の尾根道を歩く。
少し裏手の山に「田浦梅林」がある。
このあたりはきれいに咲いているところがたくさんある。
下界に下りてきた。
相変わらず交通量の多い国道16号線の右わきにふしぎなトンネルの残骸を発見!
これはなんなのだろうか。
このトンネルは明治26年に掘ったものらしい。
横須賀市ホームページ 「旧船越トンネル」
このトンネルが開通したことで、山道を通る必要がなくなり、また、海を船で行く必要もなくなった。
また時間を作りこの周辺の古い道を歩いて見たい。