たんぽぽ娘 | Martinのブログ

Martinのブログ

ブログの説明を入力します。

「たんぽぽ娘」ロバートヤング著について、

TV「ビブリア書店」でやってましたので、

あらすじを調べてみました~。

ま~、人によって色々な意見はあるでしょうが、

なかなか面白いと思いました。




あらすじです。


主人公のマークは法律事務所を経営する44歳の男性。夏季休暇を家族揃って楽しんでいましたが、息子は大学の新学期が始まって先に町に戻り、彼の元秘書で今は専業主婦である妻のアンも、裁判の陪審員として急に召還され、彼は今一人で山小屋で過ごしています。
 仕事も息子の学業も順調。妻のアンが時々不安げな表情をすることがあるくらいでマークの生活は平穏です。

 そんな中、一人で近くの丘を歩いていた彼は、海の泡と綿菓子と雪を混ぜて織り成したような白いドレスを着、たんぽぽ色の髪をした20歳そこそこの美しい少女、ジュリーに出会います。彼女は240年先の未来から父親が作ったタイムマシンで来たと言い、
 「未来にはもうなくなってしまった森や動物たちを見ていると時間がたつのを忘れてしまいます。父は病気で来られないけれど、私が父にこの世界のことを話してあげるの。」
 とマークに語ります。
 荒唐無稽な話でしたが、マークは想像力の豊かな娘さんなんだな、と理解し、妙にひきつけられるものを感じ、彼女と別れてから、娘ほどに年の離れた娘に恋をし、再会を望んでいる自分に気づき驚きます。
 2回、3回と二人は同じ場所で出会い、楽しく会話をします。マークの生い立ち、ジュリーの生い立ち……ジュリーの母は4年前に亡くなり、家事を一手にきりもりしていること。タイムマシンでの時間旅行は未来に取り返しのつかない影響を及ぼすと考えられているため、特に許可された場合以外は禁止されていること。しかし、物理学者であるジュリーの父親の説では、時間の流れは1つしかなく、未来人がいくら過去を変えても、未来が変わってしまうことはないこと。彼女は父の説を信じていること。そして、本が大好きなこと。
 二人は哲学や美学、相対性理論等を熱心に論じ合い、マークは熱心に目を輝かせながら語るジュリーにますますひきつけられていきます。

 しかし、4回目にジュリーと出会ったとき、彼女は喪服を着ていました。マークに会い、一気に張り詰めていた気持ちが緩んだ彼女は泣きじゃくり、父親が死んだことを告げます。そして、まだ未来でしなければいけないことがたくさんあるのに官憲の手が迫っていること(←未来の時間警察からすればジュリーと父親のしてきたことは違法以外の何物でもありません)、タイムマシン自体、消耗が激しく、そして自分では修理できない、もうここに来ることはできないかもしれないこと、もう何のために生きていかなければいいかわからないこと。
 別れ際、ジュリーはもう一度会いたいですけれどもう会えないかもしれませんから、と断った上で『愛してます』と告げ、そのまま走り去ります。

 マークはそれ以降も丘に行きますが、彼女は現れず、付近の人々にも尋ねてみますが、手がかりは全く掴めませんでした。

 町に戻った彼は、気がつくとジュリーのことを考えており、彼女と出会った丘に休日ごとに出かけるようになり、妻のアンはその様子を不審に思ってか、言葉が少なくなり、目に前にも増して不安げな表情を浮かべています。

 或る日、妻が外に出掛けた日、またしてもジュリーのことに想いが飛んでいたマークは気持ちを別の方向に向けるため、屋根裏部屋の掃除を始め、結婚するときの妻の持ち物で今まで一度も開けた事がなかったスーツケースを落としてしまいます。壊れて蓋が開き、中から出てきたものを持ち上げ、マークは驚愕します。---海の泡と綿菓子を雪を混ぜて織り成したような真っ白なドレス。驚きの中で、何故妻はこのことを告げてくれなかったのかと訝りますが、次の瞬間理解します。以下引用

 『彼女ほど若さを失わない美しい女性がなぜ老いをおそれたのだろう?彼の目には、妻が決して若さを失わないことぐらいわからなかったのだろうか?デスクから目を上げ、小さな事務所の中に立つ彼女を見て、ひと目惚れしたあの日から、彼女は一日も年をとっていない。だからこそ丘で会った女が別人に見えたのだということが、彼女には理解できなかったのだろうか。』

 マークは帰宅する妻をバス停まで雨の中を迎えに行きます。彼の目に浮かんだ涙と表情からアン(本当の名前はジュリーアンという)・・・妻は全てが終わったことを知り、二人はそっと手を繋いで家路に着く・・・・・


と、こういった話です。


この本のストーリーみたいな歌は何だろう?

やっぱり、「時間旅行」ですね。

同じ題名でもたくさんの曲があって、

ドリカムも聖子ちゃんも唄ってますが、

これでいきます~!どうぞ~!