※この物語はフィクションです。一人の女性がローで健康と美を手に入れちゃうお話。



RKB★GREENBAR


十三話。 


これまでのお話はこちら







『なかなかに、鋭い子なんだね。見かけによらず、彩香ちゃん』



蝶子さんが男の人?

結局、気になって、圭輔に話しちゃった。



て言うってことは、あたってるってこと?

蝶子さんて・・・。


『そう。正確には、俺のお父さん。』


・・・。


『なんでそうなったかは・・・。

直接本人が、いつかももかさんに話すんじゃないのかな。

特に隠してるわけでもないみたいだし。』



『でもさ、俺にしてみれば、どっちでもいいわけなんだよね。

母親であり、親父でもあり。

どっか、性別超越したところある人だから。蝶子さん。』


そうか。私も・・・人として憧れてるんだもんね。


『まあ、今となっては・・・。

どっちの役目も果たそうとしてくれてたのかな、なんて最近では思うぐらい。』


圭輔のこういうところが、いい男だな、ってふと思っちゃうんだよね。

そういうとこ、蝶子さん譲りなのかな。


そうだよね、いつか、話してくれる時もあるよね。

蝶子さんは蝶子さん。

それでいい。





『それより、こないだの話、考えてくれた?』



こないだ一緒に過ごした夜。

一緒に住まない?と圭輔に言われた。


考えたけど・・・。


私の部屋、更新までまだ間があるし。

かといって、あそこは狭いし。

ていうか、そもそも一緒に暮らすのってどうなんだろう?

それって同棲?

うちのママ、そういうの結構うるさいし・・・

そんなぐるぐるした状態でした・・。



『俺としては、プロポーズのつもりだったんだけどな。』


プロポーズ!?

結婚?


『初めに、結婚前提にお付き合いしてください、って言ったよ?』


確かに言ってたけど、冗談かと思ってた。


『今は・・・結婚どころじゃない、って思ってるでしょ、ももかさん。』


蝶子さんじゃないんだから、人の顔、読まないでよ。


確かに、今まだ自分がどうしたいのかも、はっきりしてないし、

そういう中途半端な状態で、結婚とか、とても考えられない。


『ま、返事はまだ先でいいよ。

でも、結婚前提のお付き合いだ、ってとこだけ、認識してよね。』


わかりました・・って、なんか男女逆みたいじゃない?

圭輔って、結婚したい人だったんだ。なんか意外。


付き合うようになってから発見した、圭輔の意外な一面って、結構ある。

それは、もちろんいい意味なんだけど。


このまま一緒にいれば、いつかは結婚するのかな・・ぐらいの気持ちは

私にもある。



だけど。

なにかがひっかかってるのかな。

なんだろう。



蝶子さんの顔が、ふと浮かんだ。







第十四話に続くクローバー







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