24歳シンママのyuma.です。
今回は、
マイホーム購入の話とは
全く関係のない内容となります。
私には2歳10ヶ月の息子が一人います。
その息子の病気
【乳児一過性低ガンマグロブリン血症】
についてお話します。
息子がこの病気の診断をされた時に、
いろいろと不安になり、
ネットやアメブロなどで検索してみたものの
情報がほとんどなく困りました。
せっかくこのたびブログを始めたので、
私のジャンルのマイホームとは異なりますが、
是非お話させてください。
息子が
【乳児一過性低ガンマグロブリン血症】
と診断されたのは1歳半の時です。
まず、
診断を受けたきっかけについて説明します。
38度以上の熱が2週間続いて下がらず、
かかりつけ医で血液検査やウイルスの検査をしても異常が見つかりませんでした。
コロナが流行っていたのでPCR検査も受けましたが陰性。
息子は熱があるだけでほかに症状はなく
元気いっぱいでした。
熱の原因はかかりつけ医ではわからず、
紹介状をもらって大きな病院に行きました。
より詳しい血液検査や、尿検査、レントゲンをとりました。
そこで初めて
【乳児一過性低ガンマグロブリン血症】の話が出ました。
「熱の原因はわからないけど、
乳児一過性低ガンマグロブリン血症の疑いがある」 と。
そして、
免疫専門の先生がいるからと
他の大きな病院を紹介してもらいました。
そこでも詳しい検査を行いました。
そして診断が出ました。
「熱の原因はわからないけど、
乳児一過性低ガンマグロブリン血症という病気があることがわかりました。」
熱については
「何らかのきっかけにより
一時的に体温調節がうまくできずに
長期間体温が高くなっているだけで
身体に問題はみられない。」とのこと。
先生はこれまでに、一年近く体温が38度になってしまった子どもを診たことがあったそうです。
息子の熱についても、
「平熱の設定が高くなっているだけなので
保育園に行って問題ない。
体温が高いために保育園で受け入れてもらえないのであれば、一筆書きますよ」
と親身になってくれました。
結局後日、保育園の園長先生と一緒に病院を訪れ、一筆書いてもらって説明を受けることができました。
長くなりましたが、まとめると
不明熱の原因を検査していたら
たまたま別の病気【乳児一過性低ガンマグロブリン血症】が判明した
という感じです。
結局息子の38度以上の熱は、
一ヶ月近く続きましたが、
そのあとは下がりました。
ただ今も平熱は高いため
37.4度あっても保育園に預けています。
そして次に乳児一過性低ガンマグロブリン血症についてお話します。
乳児一過性低ガンマグロブリンとは
簡単に言うと
体の抗体の数が少ない
子どもの間にだけみられる一時的な病気です。
ウイルスや細菌と戦う【IgG】という免疫物質が少ないのがこの病気の特徴です。
通常赤ちゃんは
お腹の中でお母さんの胎盤からIgGを受け取っています。
そして生まれたあとは母乳から受け取ります。
そのあとはウイルスに感染して自分で免疫を獲得していきます。
この病気の場合、
感染しやすい割にはなかなか抗体が増えない
という特徴があり、
息子も母乳で育てていましたが
赤ちゃんの頃から毎月一回以上はひどい風邪をこじらせ
薬を飲んでいる期間がとても長くありました。
風邪をひきまくっているのにも関わらず、
1歳半でこの診断がされた時の息子の免疫の数値は、
平均を遥かに下回っていました。
この診断を受けて、
なぜ母乳育児なのにこんなに風邪を引くんだろう？
というこれまでの疑問が解消されました。
その後、息子の免疫機能の詳しい検査を行い、
抗体を作る能力に問題がないかを調べてもらいました。
結果、機能に問題はなく
ただただ、免疫物質の数が少ない
ということがわかりました。
「スロースターターなだけで、
5歳ぐらいまでには
平均レベルに達するケースがほとんど」
とお医者さんからお話があり、
定期的に（始めのうちは2、3ヶ月に一回、最近は半年に一回）通院し、
血液検査で数値を確認することになりました。
《IgGの数値》
2020.5月 371ml/dl
2020.8月 382ml/dl
2020.10月 364ml/dl
2021.1月 410ml/dl
2021.7月 510ml/dl
この数値は、月齢によって正常値が変動します。
今年の7月のタイミングでの正常値は
439-1364 ml/dl のため、
初めて正常値内に入ったことになります。
風邪をひいても全然増えてくれないIgGでしたが
今年なってから急に増えてくれました✨
次回は来年の1月に検査。
この検査で前回の510ml/dl前後の数値が出れば
通院を卒業できることになっています。
（前回検査時（7月）はひどい風邪を2週間ひいた直後だったので、一時的に数値が高く上がっているだけかもしれないそう）
やっぱりスロースターターなだけだったのかと思います。
ちなみにもっともっと数値が低い場合（100ml/dl）、IgGを点滴で体内に入れてあげる必要があるそうです。
この病気で唯一ドクターストップがかかっていたことは泥んこ遊びでした。
泥には感染症の原因となる菌がたくさんあるため
感染症にかかりやすくなるから、とのことです。
この調子で次回の検査で増えていれば、
来年の夏には思いっきり泥んこ遊びができます❗️
そうなるように祈っています🙏
長くなりましたが
最後まで読んでくださりありがとうございました。
わかりにくかったら申し訳ありません。
誰かのお役に立てたら幸いです。