僕が高校生の頃

 
「hideさんが
地元の高校生とLiveしてくれるって。
お前たち出てみるか?」
 
と言われた時
とにかく出たい!と思った。
 
同じマイクを使って歌って
どれだけ違いがあるのか知りたかった。
 
残念ながら
亡くなってしまって
叶わなかったけど
 
どうやったらプロになれるのか
モヤモヤしてたから
ホントに胸がときめくチャンスだった。
 
小学生の頃
親戚の叔父がマリノスの選手で
一緒にボールを蹴ると
球筋の違いに驚いた。
 
上手い人が蹴ると
ボールの芯を捉えてるから
足を出しておけばトラップできちゃう。
 
大学生の頃に
フロンターレの寺田周平選手と
一緒にサッカーした時も
まったく同じだった。
 
寺田先輩が蹴ると
グングンとボールが伸びてきて
勝手にピタっと僕の足にとまる。
 
「芯を食ってる」
 
これはどの世界でも
プロの凄さだと思う。
 
いいギターを弾く人かどうかは
「Aのコード1発弾けばわかるよね」
と、岡本洋平さんが笑って
ジャーンって弾いたAは
芯を食ってる音で
 
ユニコーンのテッシーさんも
中沢ノブヨシ(ガッツさん)も
同じような音だった。
 
ガーンっ
 
音を聞いた時の印象は
衝撃みたい。
 
志がある高校生に
ガーンっの体験をさせてあげたい。
 
それが
基準になって
これからの人生を選んでいけるから。
 
 
island music partyに
学生の出演枠を作ったのは
hideさんとの共演が叶うかも?と
胸躍らせた高校時代の僕がきっかけなんです。
 
 
今年は
スタジオを構えたこともあって
 
本番当日だけじゃなくて
曲のブラッシュアップをする過程に
アーティストがサポートしてくれる
企画を実現できた。
 
協力してくれた
岡本洋平さんと佐藤嘉風さん
撮影してくれた川村健司さん
この新しい挑戦を応援してくれた CAPSULE Z様、神興建設様
本当に感謝します。
 
高校生たちの目の色が
どんどん本気になっていく様は
とても嬉しくって、頼もしくって
心が震える時間でした。
 
その様子を動画に収めて
youtubeにアップロードしました。
 
洋平さんのファンの方
island music partyを楽しみにしてくれてる方
僕を応援してくれてるみんな
は、もちろん
 
プロを目指す高校生たちにも
見て頂きたいです。
 


 
うまいとへた
大人と子供
プロとアマチュア
境界線ってどこなんだろうってことより
 
人と人
心で向き合って
いい音楽が作られていく様子が
伝わると嬉しいです。