渡されたカツラは、
ひどく小さかった。
坂本龍馬の蓬髪をかたどったカツラは
『役所広司さんが使ってた物だよ』といわれ
内側を覗くと本当に名前がかいてある。
伏見桃山で
時代劇の衣装を担当してるお店に行き
『僕を武士にしてください』と頼んで、
着付けて貰った。
京都市内のレンタル衣装は
ごく普通の奇麗な羽織袴なので
僕は伏見まで足を伸ばして、Let's 武士。
袴をつけて
江戸の末期に立てられた家の庭に降りれば
気持ちは、すでに立派な武士です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/f1/d2/10038867292_s.jpg?caw=800)
見るからに・・・
つ、つよい
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
そして・・頭が・・・
で、でかい
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
お店の人に、
『どこでも好きなところに出かけていいよ』と言われたので
散策に出かけたんだけど、ヅラが痛くて持ち歩いてたの。
学校帰りの小学生に
カツラを着けるよう頼まれて
意気揚々と、装着した瞬間に
『あかんわ、似合わん・・・』と
がっかりされてしまった。。
3回声をかけられて
3回とも同じリアクションだった。
つけるや、いなや、
『似合わんわー。』
子供ながらに、そこは関西。
ツッ込みにはキレがあるね。
いいんだ
![にひひ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
ヅラはともかく、
和服はスバラシイ。
背筋も良くなるし
気持ちも引き締まる。
京都に行ったら
紅葉や桜だけじゃなくって
和服で街を巡り歩いて歴史に触れれば
また感じる事も変わるから、オススメです。