渡されたカツラは、
ひどく小さかった。

坂本龍馬の蓬髪をかたどったカツラは
『役所広司さんが使ってた物だよ』といわれ
内側を覗くと本当に名前がかいてある。

伏見桃山で
時代劇の衣装を担当してるお店に行き
『僕を武士にしてください』と頼んで、
着付けて貰った。

京都市内のレンタル衣装は
ごく普通の奇麗な羽織袴なので
僕は伏見まで足を伸ばして、Let's 武士。

袴をつけて
江戸の末期に立てられた家の庭に降りれば
気持ちは、すでに立派な武士です。



見るからに・・・

つ、つよいビックリマーク

そして・・頭が・・・

で、でかいあせる

お店の人に、
『どこでも好きなところに出かけていいよ』と言われたので
散策に出かけたんだけど、ヅラが痛くて持ち歩いてたの。

学校帰りの小学生に
カツラを着けるよう頼まれて
意気揚々と、装着した瞬間に

『あかんわ、似合わん・・・』と
がっかりされてしまった。。

3回声をかけられて
3回とも同じリアクションだった。

つけるや、いなや、
『似合わんわー。』

子供ながらに、そこは関西。
ツッ込みにはキレがあるね。

いいんだにひひいいんだニコニコ

ヅラはともかく、
和服はスバラシイ。

背筋も良くなるし
気持ちも引き締まる。

京都に行ったら
紅葉や桜だけじゃなくって
和服で街を巡り歩いて歴史に触れれば
また感じる事も変わるから、オススメです。