人生の最後の最後は痛みや苦しみ等なく眠るように終わりたい


毎度毎度新しい治療をする前は考えてしまいます


今の時代は、痛みや苦しみを緩和できる医療があるそうですが、
 

私の父は癌が見つかって3ヶ月で亡くなりました。平成9年の事です。癌が見つかった時にはもう5ヶ所に転移しており、骨にもかなり転移しておりました。ホスピスの病棟がある病院に入院しましたが、父は癌を治したいと、最後まで痛みと戦っていました。だんだんと色々な部分の骨がおれたりして、モルヒネ?の効き目も薄くなり、その痛がり様は見てられませんでした。そんな時医師からの提案がありました。
最後痛みをなくすには、父の胸に器具を取り付け眠らすことで、痛みを止める方法があるが、1度この器具を取り付けると、後に取り外しても、目を覚ますかどうかはわからない。どうしますか?
母は父が痛がっていても、少しでも長く生きてほしかった様で、器具を取り付けるのには反対しておりましたが、私は父の痛がる姿を見てられず、医師に器具を取り付ける事をお願いしました。その時の事は昔の事すぎてか?嫌な思い出からか?あまり覚えてませんが、最後は父も納得して器具を付けたそうです。それから父は何日か眠りましたが、意識が戻る事なく亡くなりました


その時も今も私の判断は変わりません。

私が父と同じような状態になった時は、延命よりも痛みを取り除く方を選んでください
私の子供にはいつも言っております


オカンは、最後に痛みや苦しみは嫌やから