寒くなってから人工呼吸器の回路が結露して困ります。
ちなみに回路はシングルで熱線入り。ウォーターポットは付いていません。
最初は人工呼吸器用加温加湿器はMR810を使っていたのですが、タンが固いようだったので、


今年の春からこの↑人工呼吸器用加温加湿器MR850GJUを使っていました。

温度を自動的に設定温度に保ってくれるタイプで、一番低い温度設定の37度くらいにしてました。
春、夏はタンが固くならずSpo2も悪くなることもあまりなくなって、
これで調子が良かったんですけど、
冬になると外気との温度差のせいで結露が多く、リークポートのあたりに水が溜まるので外して水を切っていました。

リークポートの上部分に保温シートを巻いて更に布で覆ってみたりしたのですが、あまり効果がありませんでした。
回路全体に保温シートを包んだ布カバーで覆っている方が他のブログでいらっしゃって、
結露が良くなったそうなので私もそうしようかなと思って、
人工呼吸器のメーカーさんに相談したら、回路全体を覆うグレーの布を付けて下さいました。
でもこれは普通の布で保温シートが入っていないせいか、結露が続いていました。
そのうち、何故か加温加湿器が温度を一定に保てなくなり、アラームが鳴りっぱなしになってしまいました。
それで、以前使っていた加温加湿器MR810に戻してみましょうということになり、戻しました。
↑今年の春まで使っていたけれども、これだとタンが固いようだったので、設定温度を一定に保ってくれるタイプに変えていたんですが、
元に戻しました。この加温加湿器は温度設定は3段階だけで、今一番高い設定にしています。

これで数日使用しているのですが、結露はとても少なくなり、タンも別に固くなることはなく大丈夫そうです。
一番高い設定でも、MR850GJUより温度が低いんだと思います。
何度なのか分からないんですけど、今の時期はこのぐらいがちょうど良さそうです。
なので、季節によって加温加湿器を使い分けることになりそうです。

回路に保温シートとグレーの布カバーは付け続けています↓


ちなみに人工呼吸器はAstral150を使っています。
専用のスタンドに載せていて↓こんな感じで使用しています。

加温加湿器を元に戻してから、注射用水の減りも遅くなりました。