今日、職場の中学校で、佐藤敏郎(さとう・としろう)さんの防災講演会がありました。
佐藤さんは元教員で、東日本大震災で当時小学6年生の娘さんを亡くされました。
教員としての葛藤、保護者としての葛藤。
当時、私は今よりももっと海の近くの学校に勤めていて、実際に生徒たちを避難誘導した一人でした。
いつ、何時も自分にも起こり得る状況。
そして、今は2人の可愛いやんちゃボーイズのママ。
毎日怒ってばっかりだけど、愛おしくて仕方がない存在。
そんな彼らがいなくなってしまったら、、、
考えるだけで、涙が溢れてしまう。
「防災のことを考えると、怖い。
それは最悪の状況を想定するから。
だけど、しっかりシミュレーションをしておけば、ハッピーエンドになるんだよ」
佐藤さんの言葉が心に響いた。
帰宅してきた子どもたちにハグをした。
「おかえり! 今日も無事帰ってきてくれて、ありがとう」