「父母がお金について教えてくれたことの中で最も影響を与えたことを3つ考えてください」
これが1つ目のマネースクリプト書き換え方法。マネースクリプトは親から受け継がれるため、親からの教えで歪んだものがないか確認していくことが大切だ。
そして父母で割と教えが違うことがある。ここも明確にすることで、意識してスクリプトを変えることができ、次第に自然と変えられるようになるというわけだ。
ではやっていこう。
父から教えられた"お金"の話
まず3つ書き出すと以下の通りかな。
- お金はほどほどに稼げばいい
- 変な話(投資系)はやるな
- ウチにはそんな金はない
お金はほどほどに稼げばいい
1つ目は公務員を薦めてきた時に言っていたこと。どうせ頑張って働いて稼いでも、幸せから遠ざかるなら意味ない、だったらほどほどに稼げて安定してる公務員になりなさい。そう言われた。
父は仕事柄、多くの人の給与などを知っていた時期があった。だからこそ、公務員の安定性の素晴らしさが滲みていたのだろう。
さらに父は賢かったらしいが、高校時代に遊んだ結果勉強ができなくなったそう。なので専門学校へ行き、公務員になった。だからこそ言っていた。
「頑張って稼ぐより、ほどほどでやって趣味とかで楽しく暮らすのがええと思うよ」
でもこの台詞、今思い返せば父の教育方針と矛盾している。父は遊びであってもテキトーを嫌う人だった。「遊びでも本気でやらないと面白くないよ」って。
そんな人が仕事を本気でやらないって選択をとっているのは矛盾している。仕事こそ面白いはずだ。
だからきっと父もマネースクリプトが歪んでいるんだろう。そう思うと、被害者とも言えるし、僕が気付いて変えることだってできそうだ。
変な話(投資系)はやるな
これはハッキリ言われた記憶がないから、あまり覚えてない。
けど父は投資系を全くやってないし、細かいクーポンや値引きに敏感だ。だからニュアンス的には投資=損する可能性が高いとし、目に見えて分かりやすいセール品などを買っている。
だが、父はパチンコ・スロットが好きだ。そのせいで家庭崩壊!とはなったことないし、ちゃんと勉強して勝率を上げている。
でも堅実にお金を考えるならギャンブルではないはず。なのにギャンブルをするのは、脳が報酬系に侵されているからだろうか。
でも投資などには嫌悪感がありながらギャンブルはやるのは、矛盾している。だってギャンブル以外でも趣味は見つけられるはずだから、お金を得る喜びは理解しつつ、そこに人生を歪んだ形で使っているのだ。
ウチにそんな金はない
この話が僕にとって強烈な体験となる。僕がWebライターで突き抜けようとせず、別の方法を模索したのもここが関係していると思う。
この台詞は僕が中3の頃、志望校を親に伝えた際に言われた。
当時僕は弁護士になりたかった。犯罪者にも犯罪を犯した理由があり、その想いを汲みたいと考えていた。しかもかなり強い想いで。
だが、その夢は否定された。理由はお金がかかるからだ。「なるんなら医者を目指して」と言われた。
結果的に弁護士を諦め、僕はこう思った「あ、僕は人生を選べないんだ」って。この考えは17歳で自殺を考えるまで、ずっと続く。
そしてその人生を選ばない理由はお金がないから。お金を自分で稼ぐなんて考えはなかったから、僕はこう解釈してしまったのだ。「僕にはお金を持つ資格がない」と。
そんな人ではないのだ、と。あまりにも強烈だったから、僕はその後体調を崩した。それくらいだ、そりゃあ今の今まで引きずって歪んだマネースクリプトを作り出すさ。
父も歪んでいたのだろう
ただ結果として思うのは、父も歪んだマネースクリプトを持っているのだろう。
だから責めても意味はない。
意味があるのは僕がこの事実を知っていること。
それは変えられるってことを示してる。
少しずつになるかもしれないけど、変えていこう。
最後まで読んでくれてありがとう。母編は別記事でやるよ。