JALの子会社、J-AIRが運行する路線とFDAが運行する路線がある空港。

東北の地方空港という点では共通点も多いけど、学ぶべき事は多い。

 

ここは「国際航空輸送網又は国内航空輸送網を形成する上で重要な役割を果たす空港」で、地方公共団体が設置・管理する空港、つまり地方管理空港です。

 

かたやわが山形空港は「国際航空輸送網又は国内航空輸送網の拠点となる空港として政令で定めるもの」とされる特定地方管理空港。

 

 

今回バックヤードを見学させて貰った空港は山形空港よりも格上で、滑走路は2500mで、山形空港にはない国際線が運行されています。

 

空港のターンテーブルにはその地方を代表するものを彷彿とさせるモノが手荷物と一緒に廻っていたりします。

 

うどん県の高松空港では讃岐うどんが廻っていたりします。

ここのターンテーブルの「お・も・て・な・し」は冷麺の丼でした。

 

 

青森空港の除雪隊、ホワイトインパルスがつとに有名ですが、東北の各空港にも除雪隊は設置されています。

 

因みに山形空港の除雪隊の愛称は雪を飛ばす「トバスンジャー」だとか。

ダサくない?。

 

 

ここは山形空港ほどではないにしても、降雪積雪がある東北の空港ですから除雪体制は整えられてなければなりません。

 

スノープラウと呼ばれる除雪板を取り付けられた車輌が勢揃い。

もちろん大雪の場合にはロータリー除雪車輌も出動します。

 

 

スノープラウの先端部(接地部)は樹脂製です。

滑走路を傷つけないよう、細心の留意が為されていました。

 

 

高速で着陸する航空機のタイヤが水で浮き上がるハイドロプレーン現象を防ぐため、細かい溝が(グルービング)刻まれていますが、その溝を確保する車輌も。

 

スノースイーパという回転ブラシ(ワイヤブラシ)が装着された車輌が溝に詰まった雪を掻き出します。

 

雪対策は万全。

 

普段は一般の人は入れないバックヤードですが、それだけに案内されるとワクワクのあれやこれやを眼にする事になります。

 

予算が付けば、青森空港にも是非行ってみたいです。