“舟木家”の「武士の家〈系〉簿」の改訂版について【序】
この映画では“前作”「武士の家計簿」で描かれた“算盤侍”,現代でいえば「主計」に続いて,後に「司厨」に係わる“包丁侍”のことがメインであるね。「主計」については,既に俺のブログで書いているから今回は「司厨」についても見て行こう
映画「武士の献立」のオフィシャル・サイトにある『包丁侍 船木家の歴史』を元に系譜を見れば・・・
( 長 略 )
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さてダイブ横道に逸れてしまったが「舟木家」の系譜については,この本で別な記述もあるようだからもう少し調べてみよう┐( ̄ヘ ̄)┌
歴史好きの血が騒ぐぜo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
一方、映画のプログラム掲載の「金沢市立玉川図書館近世資料館」の宇佐美 孝さん作成の系譜を元に,映画「武士の献立」のオフィシャル・サイトにある『包丁侍 船木家の歴史』に記載されたデータを加えて原本としている。
しかし,この2つの系譜でも人名さえ相違があるが,どちらかがあるいはどちらも明らかな間違いがない限りそのまま併載します。
ところで,『包丁侍 舟木伝内 加賀百万石のお抱え料理人』の著者“陶 智子”さんと“綿貫 豊昭”さんは映画「武士の献立」の「料理考証」をしていたんだね。
なお『包丁侍 船木家の歴史』に記載されている文章並びに典拠は赤文字で,原本とした2つの系図・系譜に既に掲載され,同様の記載である場合には緑文字で表示した。
また,系図の構成上,事項ごとに文頭に付した「〇」や西暦など俺が追記した部分については青文字としました。多少,記載方法については系図・系譜の記載方法に変えているのも元の如し。
まあっいっぱしの歴史家を標榜する俺としては,史料批判と推敲は重ねなければならないのは当然である
それは例えれば「源頼朝の奥州征伐」であったり,「豊臣秀吉の奥州仕置き」や「戊辰戦争の『官軍』との戦争」でも東北に住む者から見れば単に“侵略戦争”に他ならないのと同じで“一方を聞いて沙汰するな”である 「信長公記」や「太閤記」しかり,「六国史」,「吾妻鏡」とか「徳川実記」等公式歴史書と言われる書籍にしても別史料,日記・系譜などから別角度,裏側から正否を判断することが大切である。
自説を持つことは大切だが,独りよがりにならないように。
なお,まだ同書籍の記載内容を十分に検討していないから,今後も推敲・加除修正することを踏まえて改訂していくこととします。よって現時点ではVer.○とします
でわっブログの文字数制限に引っ掛かってしまい,一度にアップできないので3つに分割することを余儀なくされました。
また,参考書籍を十分に把握していないから,まずわ序文から始めましょう