①「夜までの時間を途中下車して鉄ヲタ」篇 | 杜のイーグルスのブログ

①「夜までの時間を途中下車して鉄ヲタ」篇

でわっ、見学時間はたっぷり取っているとはいえ見学エリアが広いので直ぐに行動をはじめますかね。

 

 

「入場料金」は現在1,230円で出発する前にネットで手続きしておいたから,あとは入口でチェックを受けるだけOK 料金は春から改定されるらしいから,ちょうど良かったかもね音譜

 

 

今会場では企画展を行っているという。

 

 大機関車展

   日本の鉄道を引っぱった勇者たち

 

 

「プロムナード」から「エントランスホール」に入り,左右どちらから観ようかと思ったが まずは正面側の「インフォメーション」脇からにしますか🎌

 

 

車両ステーション

時代が生んだ車両たち

>鉄道車両たちの記憶を辿り、

>当時の姿を肌で感じること

>ができる展示室です。1階で

>は36両の実物車両の変遷を、

>車両模型を中心にご紹介

>します。

 

 

とにかく会場は広く,順路も指定されていないし手近にしたところから順々に見て行くしかなかろう。まあっ開館時間からわざと少し遅らせて,入場直後の混雑を避けたからそこそこゆっくり見て行けるだろうバイバイ

 

 

別に年代別にしているのでないだろうが,比較的初期の車両になるか。

 

創業期の客車                 

 マッチ箱のようなイギリススタイルの小さな客車

 日本で最初に鉄道が開業した当時の客車は、機関車といっしょに外国から輸

 入されました。この車両は1870年代後半に京阪神間で使用されたとされる

 客車を復元したものです。1872年に開業した新橋~横浜間では、車内の中

 央に通路のあるタイプの客車

 が使用されていたようです。

 

車両諸元  当館で展示している車両は、鉄道省「日本鉄道史」上篇

              (1921年)に掲載されている「最古客車図」をもとに造られた

              下等客車(3等)の実物大模造品です。

製造所:日本国有鉄道大井工場(復元施行)

全  長:5.4m   定  員:30人

 

 ☞ 車 内                       ☞ 車 内 

区分室                       区分室                           

この車両は室内を複数に分けたイギリス型の「区       照明は油灯が使われ、夜間になると屋根から差し

分室」を採用した客車です。内部に通り抜けの通    こむようにセットされました。当時の主な駅や車庫

路はなく、各部屋に出入り用の扉と、レールと直角   には、この照明用の燃料を保管するレンガ造りの

方向の長い腰掛が付いていました。            小屋が用意されていました。     

 

 ☞ 車 体                       ☞ 車 輪 

戸締用金具                    木胴車輪                          

この時代、客車の扉は手動で、駅に着くたびに駅       車輪は当初、輪心に樫木を使った「木胴車輪(マン

員が外から掛金を外して扉を開けていました。        セルホイール)」が使われていましたが、やがて鉄

                                             製の「スポーク車輪」などに変わっていきます。 

 

 

実物車両と解説板が続くように意識して撮って行くのが良いよねカメラキラキラ

 

1号機関車  重要文化財  

 イギリスから来た日本初の陸蒸気見参!!

 1872年9月12日(太陽暦10月

 14日)、新橋と横浜を結ぶ日本最初

 の鉄道が開業しました。当時、日本

 では蒸気機関車を製造することはで

 きず、10両の蒸気機関車を輸入し

 ました。この1号機関車(150形式)

 は、それら10両の中で最初に完成

 したため、栄えある「1号機関車」と

 なりました。

 

車両諸元  形  式:150       製造年:1871(明治4)年

              番  号:150       製造所:バルカン

              全  長:7.4m            ファウンドリー

※国指定重要文化財(1997年指定)・鉄道記念物(1958年指定)   (イギリス)

※1900年頃の仕様で展示しています

 

 

しかも、見逃しがないように連続して展示されているのをまるっと見るのも効率が高い。

 

弁慶号                 

 北海道開拓のためにアメリカから来た蒸気機関車

 明治初期、北海道では明治政府が設置した開拓使

 によって開発が進められており、1880年11月28

 日北海道初の鉄道となる幌内鉄道が開業しました。

 弁慶号は炭鉱のある幌内から港のあった小樽の手 

 宮に石炭を運び、さらには旅客や貨物を札幌へと運

 ぶ役目を担うため、アメリカから輸入された最初の

 2両のうちの1両です。

 

車両諸元  形  式:7100       製造年:1880(明治13)年

              番  号:7101       製造所:H.K.ポーター

              全  長:12.2m          (アメリカ)           

※鉄道記念物(1958年指定)

※新製時の仕様で展示しています

 

 ☞ 車 体                         ☞ 車 体 

カウキャッチャー                   ダイヤモンドスタック                   

前面のスカート状のバンパーは、牛などの動物と          燃料に薪を使う際の火の粉による沿線火災防止の

衝突した際、車体の側面に跳ね飛ばすためのもの     ため、煙突内に火の粉の飛散防止装置を備えてい

です。ダイヤモンドスタックとともに、原野を走る              ます。このため独特の形状をしています。

アメリカ機関車に多く装着されていた装備です。    

 

 

フロア手前の一角をとにかく押さえておきますね。

 

開拓使号                 

 アメリカンスタイルの豪華客車

 明治初期の北海道開拓では、アメリカからの技術者を雇い入れ、彼らの

 指導を得ながら事業を進めていきました。このため、幌内鉄道開業にあたって

 は、鉄道車両や設備・資材もアメリカから輸入しました。このうち最上等の客

 車 開拓使号は、デッキと中央通路を備えています。また当時最新の自動連結

                    器や、自動空気ブレーキを備えていました。

 

車両諸元        形  式:コトク5010       製造年:1880(明治13)年

                    番  号:5010              製造所:ハーラン&

                    全  長:12.8m                  ホリングスワース

※鉄道記念物(1961年指定)    定  員:22人                     (アメリカ)           

※新造時の塗装で展示しています

 (当時のミラー式自動連結器は交換されています)

 

 ☞ 車 体                         ☞ 車 体 

開拓使                          豪華な装飾                   

明治政府は北海道開拓のための役所「開拓使」を          開拓使長官や政府高官の専用車両として使用さ

設置しました。この車両は開拓使長官や視察に訪       れたため、「転換式クロスシート」やニッケルメッキ

れる政府高官の専用車両として使用されたため、        の肘掛、装飾入りの革張り天井や側面の飾り窓な

車体側面に「開拓使」と記されました。                   ど、当時としては非常に豪華な造りとなっています。

 

「D51シミュレータ」などの待ち時間や手続きを要するのは,スルーして次には・・・

 

『「見逃した邦画、もう一度観たい邦画'23」を泊まり掛けで♡』篇(20240119)