「ゴジラ」<「高雄」「雪風」「震電」
予定では今日は別な映画を観るつもりだった
しかしスルーする予定の映画が,あるネットニュースの記事が気になって,観に行くことにしたのでひた だからチラシも貰っていない・・・
昭和29年11月3日に初代ゴジラがスクリーンに現れてから,子どもの頃ならいざ知らず巨大化したゴジラを観ることはないまま過ごしてきた人生。
公開が始まってから2週間近く過ぎた頃になって気になったのは小・中学生時代に熱中したミリタリーファンの心なのでひた
俺の場合はほぼ「海軍」と「空軍」に限定されていて,「戦車」などの「陸軍」は守備範囲外であったので,この映画に登場する太平洋戦争直後の兵器は特に興味を持って観ることになったのです
まずはオープニング直ぐに飛んでくる「零戦」の主脚の引き込み方が分かっていらっしゃる 「零戦」の場合左右両側のタイヤの付いた引き込み脚は,2つ同時に動くのではなくタイムラグがあって動くんだね。
それに主役の“敷島少尉”は「特攻隊」とあるが,名前はもしかして最初の「神風特別攻撃隊」の『敷島隊』からきているのだろうか。“本居 宣長”の作った和歌,「敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂ふ 山桜花」から『敷島隊』『大和隊』『朝日隊』『山桜隊』が編成されたというからね。
それに一等巡洋艦「高雄」は「ヘビークルーザー」を英訳した『重巡洋艦』であり『条約型巡洋艦』である。「高雄」級重巡洋艦のネームシップ艦で,「愛宕」「鳥海」「摩耶」と山の名前が付けられるのが基準であるが,俺は「摩耶」がその頃から好きなんだよね
後の作戦で登場する「欅」は大戦末期に量産された戦時急造艦の『丁型駆逐艦』タイプ。
「響」は特型(吹雪型)駆逐艦で俺が子どもの頃,父親がお土産に買ってくれた最初期の1/700シリーズのプラモデルで思い入れもある。
「夕風」はこの中では一番古いタイプの『一等(峯風型)駆逐艦』で艦首楼が大きいからすぐ分かる。砲塔はそのままでも砲身はなく,魚雷発射管が撤去されていないが魚雷を装填していないのだろう
言わずと知れた『一等(陽炎型)駆逐艦』の「雪風」は語るまでもない有名艦で,余談ながら「宇宙戦艦ヤマト」でも“古代 守”が館長をしているのも「ゆきかぜ」であったなぁ
「震電」もマニアの中ではいくらでも語れる航空機だろう。
まあっメインストーリーは主人公2人の物語というが。。。
帰りには実家に預けている冬用タイヤを取りに行って,時間予約をしておいたカーショップに作業してもらって冬に備えましょう
映画「ゴジラ-1.0」を観る(20231115)より