フルートの加藤です
最近漢字を書いていなくて
この間銀行の手続きで久々に名前を漢字で書いて
こんなに時間かかったっけと心の中で驚いていました
海外に暮らすと手続きは全てローマ字登録なので
気づかなかったけど、漢字もどんどん書けなくなってきていそう
フルートでも何でも、普段から習慣化していないと落ちるのは早いですからね
さて、今日はフランス音楽院の卒業試験について
結果としては先日無事に大学院過程を飛級卒業することができました!
本来は2〜3年の過程ですが
1年生の試験結果が良いと2年、3年生と同じディプロマ試験を受けることが可能となり
ディプロマ試験に1回で合格すると最短1年で卒業することができます
勿論1回勝負の試験なので緊張0かと言えばそんな事はないのですが
フランスに来てから緊張しなくなってしまい
それが逆に怖くなった事もありました笑
YouTubeで緊張しない方法を作成しようかな笑
試験ではこの曲を通して何を伝えようとか
作曲家はここでこういう意図で作っているだろうからこう演奏したい
という感情だけを巡らせ
日本の大学の試験ではここを間違えたくないとか
ここはアピールポイントだから頑張らなきゃと考えて吹いていたような
日本の音大の卒業試験ではコンテェルト1曲(約20分)自由曲形式でしたが
フランスの音楽院は
古典、バロックから1曲、18世紀の作品、19世紀の作品、無伴奏現代曲、課題曲
これを組み合わせて約40分とヘビーなプログラムでした
演奏会だと途中で水分補給ができたり、
スワブを通しに舞台裏に出てから入り直したり
曲間にお喋りしたりありますが
試験は重苦しい雰囲気の中、すぐに次の曲を吹かないといけないので
曲ごとに雰囲気、音色のイメージを切り替えるのが演奏会と違って大変なところでした
とりあえず卒業する事ができて良かったです
これから学んできたことを生徒様にも更にお伝えしていき、
演奏でも発揮していけたらと思っております!!!
日本に帰国したらコンクール、発表会、演奏会と
向上心をどんな時も忘れずに!突き進みたいと思います
FLUTE KATO