10月5日(土)は18時半頃には寝て、0時前に起きて、1:40家を出た。至仏山に登るのに、マイカー規制でバスに乗らなきゃ行けないため、5:30の始発に間に合わせようと思って
昼間に洗い物してて、割れたタッパーの縁で左手の小指をざっくり切ってしまって、クラッチ切るのにめちゃくちゃ痛え 高速乗ったらクラッチ使わないから楽だった(アドレナリン出て痛みも感じなくなるし)。
高速は寒いし霧で50Km規制だし小雨も降ったりして。高速降りてからは真っ暗でガスで前が見えなくて、道もくねくねで荒れてるし全然スピード出せねえ 四輪の後ろ走らせてもらうと楽なんだけど、だいぶ遅い人かめちゃくちゃ速い人しかいなくてきつかったー 明るくて視界が良ければついていけるのに!
無事に4:30頃に戸倉第一駐車場到着。とっても綺麗に整備された有料駐車場で、四輪は1,000円かかるけど、二輪は無料で停めれるのです! 入ってすぐに「二輪ここ」ってわかりやすく書いてあるから迷うこともない。親切
サクッと身支度済ませて、チケット売り場が始まるの待って(夜はシャッターが閉まってる)。みんなベンチに座って待ってたけど、私は座る場所なくて立ってたので、シャッター開いたらすぐにチケット買えたー 片道1,300円。そのままバス乗り場に並んで、無事に5:30始発のバスに乗れました 実際は5:15くらいに出発してくれたかな。バスは何台も来て、満席になり次第出してくれる感じなので、時間に間に合わなかったから次の便まで1時間待つ、なんてことはなさそうです。
隣の席に来た女の子もおひとりさまっぽかったから「どこまで行きます?」と聞いたら「日本語あまり得意じゃない」というので英語でお話! 思わぬ英会話の機会だった(台湾から来たという女の子でめちゃくちゃ英語流暢だった、私も発音良いって褒めてもらったw)
鳩待峠に到着して、ほんとは真っ先に至仏山登りに行きたかったけど、せっかくだから尾瀬ヶ原も見たいし、でも尾瀬ヶ原方面から至仏山に行く道は登り一方通行なので、散々ルートを考えた結果、まず尾瀬ヶ原を散策してから至仏山に向かうことに。
夜明け直後の尾瀬ヶ原最高だった…。前に登った燧ヶ岳が真正面に綺麗に見える。でも背後の至仏山は雲にすっぽり覆われてて、まだ登りたい気分にならないw
歩くスピードはそこそこ早いけど、お花見たり竜宮現象とかいうものを見に行ったり(水が地下に潜ってまた地表に出てくることを指すらしい)。
前に燧ヶ岳を某人と一緒に登ったんだけど、ほんとスピード重視でさ、尾瀬の木道も「バスの時間がヤバイから!」って走らされて。
あの人と一緒だったらこんなゆっくり景色を堪能したり不思議を解決したりなんてこと一切できなかった。いやー愚痴になっちゃうけど「ほんっと一人になってよかったー!!」
今はめちゃくちゃ楽しい。自分の好きなペースで好きな場所に行ける。あのとき時間に縛られていたのだってバスで来てたからだ。私にはバイクがあるからね!!俺は自由だ!!!
尾瀬ヶ原堪能してから至仏山取り付き。一方通行だからサクサク行けるかと思ったけど、人気の山だから人も多いし、なんかこう…年配の方が多い??めーーーっちゃくちゃゆっくり…。そして集団。全員がどこか広い場所に到着するまで道を譲ってくれない(意地悪してるわけじゃなくて物理的に不可能だから)。
結構待ったな。まあ時間かなり巻いてるからそんなにイライラもしないけどさ。周りの人の方が「この人めちゃくちゃ速い人ですよ、先行かせてあげて…」って気を使ってくれてたw
どうも尾瀬ヶ原で燧ヶ岳方面(至仏山と真逆の方向)に向かう私とすれ違った人が何人もいて、てっきり燧ヶ岳登るんだと思ったら至仏山に来て先に登ってる自分を追い越してるとか、何者だよ…って感じでビビられてたw 確かに行動気持ち悪いっすよねサーセンwwただ単純に至仏山も尾瀬ヶ原も楽しみたかっただけなのですw
さっきまで歩いてた尾瀬ヶ原を見下ろしながら、ガシガシ登る。道がめちゃくちゃ滑る。昨日までの雨でぬかるんでいるのもあるし、そもそも岩の表面がぬるぬるする? 手でつかんでも滑る感じ。こりゃー登山靴は滑りますよ…。転ばないように慎重に行ったから、私は大丈夫だったけど、何度かぬるぬると滑ってはいる。
尾瀬ヶ原から見てたら夜明け直後はすっぽりと雲に覆われていた至仏山は、時間が経つに連れて雲は抜けて快晴になっていたんだけど、登ってたらどんどんガスってしまって、頂上に近づく頃にはすっかり雲の中に入ってしまい、眺望はゼロになった…
そんな中での登頂。近くにいた方に「もーまさかって感じですよー」って愚痴ったら、「山なんてこんなもんですよ」ってめちゃくちゃ悟った人だったw
まあ、多分今日行ける範囲の山域はことごとく天気だめで、ここだけが良かったはずで、それでもこんなもんなんだからしょうがない。今年行けるチャンスはこの日しかなかったし。