前回のお話はコチラ↓です

 

 

 

 

 

 

まあ、

 

クリックするのが面倒な人が多いと思うので、

 

ざっくり説明すると(笑)

 

 

 

髪を切りにいきたいけど、

 

お盆期間中なので、やってるかどうかホームページで確認する

 

 

「お盆も休まず営業!」

 

と書いてあったので、お店に行く

 

 

シャッターに「臨時休業」の貼り紙がしてある

(理由は新型コロナ対策)

 

臨時休業の期間は、お盆と丸かぶり

 

 

お盆明けに店に行ったら、

 

店内に客がギュウギュウで入れない

 

 

「新型コロナ対策する気ゼロやんけ!」

 

「お盆に休みたかったら、最初からお盆休みで良いやろ!」

 

と、ブチ切れる

 

 

 

という話なんだけれど。

 

 

 

冷静になったあと、

 

「なんで、こんなにキレてるんだろう」

 

と思ったのね(笑)

 

 

 

まー、客観的にみたら、

 

そんなにキレる話でもないじゃん?(笑)

 

 

 

なのに、ボクは、

 

「一回やるって言っておいて、やっぱり休みます」

 

っていうところに、

 

ものすごい引っ掛かりを持っていて。

 

 

 

これって、なんなんだろう、

 

って、自分の心を観てみたのだ。

 

 

 

すると、出てきたのが、

 

小学校の頃の記憶。

 

 

 

ボクの小学校では、

 

文化祭みたいなものがあって。

 

 

 

何がどうなったのかは覚えてないんだけど、

 

ボクのクラスのボクの班は、劇をやることになったんだよね。

 

 

 

で、

 

みんな、劇ってやりたいくないワケよ(笑)

 

 

 

当時は小学5年生とかだったから、

 

そういういうのが恥ずかしい時期だよね(笑)

 

 

 

それで、

 

脚本を書いて、配役をして――

 

って段階になって。

 

 

 

主役を誰がやるのか?

 

ということになった。

 

 

 

主役は、

 

「不倫をしている金持ち夫婦の夫」

 

なので、当然男子がやることになる。

 

(しかし、なんちゅー設定なのだww)

 

 

 

脚本を書いたのは女子なので、

 

「じゃあ男子はそれくらい担当してよね」

 

ということらしい(笑)

 

 

 

ボクの班に男子は2人――

 

 

 

つまり、

 

ニブイチでボクがやる可能性が浮上してきたのだ(笑)

 

 

 

ちょっと待ってくれよ……

 

 

 

劇なんて、幼稚園のとき以来だよ?

 

しかも、

 

不倫をしている金持ち夫婦の夫だよ?

 

 

 

人前で劇をやるのもイヤなのに、

 

こんな役をやるなんて絶対にイヤだ!

 

 

 

と、葛藤をしていると、

 

ここで、思わぬ展開に。

 

 

 

もうひとりの男子、

 

タカシ君が「オレがやるよ!」と言ったのだ。

 

 

 

いや〜、このときは、

 

天にも登る気持ちになったね(笑)

 

 

 

というワケでボクは、

 

「召使いB」

 

という、

 

とっても目立たない役をゲットしたのだった(笑)

 

 

 

そして当日。

 

 

 

まー、勘の良い読者の皆様は、

 

もう察しがついていると思うけれど(笑)

 

 

 

タカシ君がバックれまして。

 

 

 

クラスの反応はというと、

 

「アイツ、またズル休みかよ〜」

 

「ぜったい、劇やりたくないから休んだなww」

 

というもので。

 

 

 

ぶっちゃけ、

 

ボクもそう思っていた(笑)

 

 

 

そう。

 

「タカシ君といえばズル休み」

 

と言われるほど、

 

イヤな行事があるたびに、彼は学校に来ないのである。

 

 

 

まあ、ホントに体調が悪かったのかもしれないけれど、

 

重要なのはそこではなく、

 

「今日、タカシ君が学校にいない」

 

という事実。

 

 

 

「じゃあ、菊池君が代役ね」

 

脚本を書いた女子が言う。

 

 

 

いやいやいや、

 

ちょっと待ってくださいよ。

 

 

 

ボクには、

 

「召使いB」

 

という立派な役があるじゃないか!

 

 

 

「ぶっちゃけ、その役なくてもいい役だから」

 

 

 

……。

 

 

…………。

 

 

 

それ、

 

脚本家が絶対言っちゃいけないセリフだよ?

 

 

 

とにもかくにも、

 

他に男子はボクしかいないワケで。

 

 

 

しかも、脚本家様曰く、

 

なくてもいい役は「召使いB」しかないそうなので、

 

どうやったって、ボクがやるしかないのです。

 

 

 

ボクがノーと言ったら、

 

みんなが楽しみにしている文化祭の、出し物のひとつが潰れるのです。

 

 

 

もうね、

 

必死でセリフを覚えたよね。

 

 

 

さらに、

 

小道具も速攻で作ったよね。

 

(なんと、ウチの座組に小道具担当はいなかったww)

 

 

 

たしか、朝の会で発覚して、

 

4時間目くらいに間に合わせたのかな。

 

 

 

結局、無事に劇は終わり、

 

(しかも大爆笑で、めっちゃ評価が高かった)

 

ことなきを得たのですが。

 

 

 

全てが終わったあとに、

 

ボクの中にあった感情は、

 

 

 

「休むなら、最初から休むって言えや!」

 

 

 

という怒りでした(笑)

 

(ここでやっと伏線回収ww)

 

 

 

こんな大変な思いをするなら、

 

最初からボクがやることになってたほうが良かったわ(笑)

 

 

 

それから約10年後に、

 

ボクは東京の劇団に入ることになるので。

 

 

 

この経験が無かったら、

 

もしかしたら、今のボクがないのかもしれないけれど(笑)

 

 

 

10歳そこそこの子どもにとっては、

 

かなりヘビーな体験でしたね(笑)

 

 

 

いや〜、10歳の頃のボク。

 

キミは良くやったよ。

 

 

 

キミの怒りはもっともだ。

 

それを、誰かに分かって欲しかったんだよね。

 

 

 

というワケで。

 

 

 

目の前に現れる、

 

「なんでこんなに感情が動くんだろう」

 

という出来事の裏には、

 

「癒やされていない、子どもの頃の感情があるよ」

 

というお話でした♪

 

 

 

 

 

 

image

 

↑本編とは関係ないけれど、

 

ミーちゃんの素敵な後頭部写真を御覧ください♪

 

 

 

 

 

 

菊池遊真への質問や相談、ラジオへのお便りなどは、

 

公式LINEまで!↓↓

 

 

友だち追加

 

 

 

愛されて1周年!

 

無料で読めるメルマガもドウゾ♪↓↓

 

 

 

 

 

個人セッションは、

 

「メルマガ読者」&「公式LINE登録者」限定で募集してますので、

 

気になる方はどっちかに登録しておいてね♪

 

 

 


 

 


【今日のひと言】

 

タカシ君、元気でやってるかな?