さて裏話シリーズ一番の自己満足回にして最終回。
本役「大伴兼長」編です。
プラス最後なので、総まとめの一言を。
まずこの兼長。
実は元々中君がやる予定だったのです。が、早替えや色々都合もあり、大阪公演の稽古の最中僕がさせて頂く事になりました。
1シーン。
でも凄く重要なシーンを担い。
そして存在としても色んな人に関わってる人でした。
元の名を「坂上信衛門」
大伴家前藩主。
大阪公演では…
妻に由貴さん、娘に結奈、妹に晴さん。
東京公演では…
妻に折笠さん、娘に茉莉也ちゃん、妹に紗貴ちゃんという、
見渡す限りの美人に囲まれた何とも幸せ者な男。
更に息子にはださん。
隆聖さんから、霞姫(由貴さん、折笠さん)を結果的に奪ってしまい。
その後かがり(椎名さん、波さん)に殺されてしまいます。
ね？色んな人に関わってるでしょ？
作中でも度々名前が出てくるので、
この人の役作り凄く悩みました。
ただきっと、さゆりと霞姫と鈴は大切に思ってたんだろうな、ってのはすぐに固まりました。
例え桔梗の術にかかって狂い、
側近の部下を斬り捨て、
兼継を男児として迎え入れた後も。
むしろその想いが残っていたから、
正気に戻れたのだと思いますし。
そうそう、大阪東京共に側近は激富の仲間、周統と惇貴がやってくれました。
周統の台詞「可愛らしいー！女の子であられます」の、可愛らしい！が法螺キャストの間で大流行し、流行語大賞を獲得。
「◯◯しいー！」と色々頭を変えた
派生も多く発生し、今でもキャストのTwitterやLINEでも使われてますw
兼長のシーンなんですけどね、
周統が見事に持っていきました。
悔しいーー！！
…はい、僕もまんまとハマってました。
総まとめですね。
今回の法螺に費やした半年。
「無事に終えれるのか」
それがずっと心の中にありました。
稽古や芝居云々ではなく、
自分の体調不良や怪我なく、です。
色んな人に心配して頂きながら、
無事に公演を乗り切れました。
「和泉君のおかげ」
と、たくさんの人が言ってくださいました。
そんな事はありません。
むしろ、皆様のお陰です。
こんなに素敵なキャストに囲まれていなければ、僕は到底乗り切れなかった。
本当にありがとうございました。
大阪から来てくださったスタッフ様。
当日お手伝いして頂いた皆様。
そして、法螺を見に来て頂いた全てのお客様。公演後声を掛けて下さった方々。
本当に本当に！
皆様のお陰です。
アンケートや感想で、殺陣の高評価を目にすると本当に嬉しいです。
僕は殺陣も芝居もまだまだ未熟ですが、
今後とも精進していきますので、
どうぞ今後ともお心の片隅に置いて頂き、
応援して頂けたら嬉しいです。
終演し時間はかなり経ちましたが、
今一度感謝を。
本当にありがとうございました！
激富/GEKITONG 和泉有真
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