私の好きな詩人に、

   「まど・みちお」

という人がいます。

 

有名な詩は、

   「ぞうさん」

 ぞうさん

 ぞうさん

 おはなが ながいのね

  そうよ

  かあさんも ながいのよ

 

 ぞうさん

 ぞうさん

 だあれが すきなの

  あのね

  かあさんが すきなのよ

 

その詩人、まど・みちお

とても短い詩があります。

 

  「ケムシ」

さんぱつは きらい

 

一行だけなんだけれど、大きくうなずくよね。

じゃあ、これはどう?

 

 「もやし」

うえを

したへの

おおさわぎ

 

三行なんだけれど、私には、袋に入ったもやしが目に浮かぶ。

 

ここで、私の事かと思える詩があります。

 

  「カボチャ」

すわったきりですが

かたが こってなりません

 

すごい‼

俳句や川柳より短いのに、ちゃんと言いたいことが伝わるし、風景が見えてくる。

 

まど・みちお

という詩人は、短い詩が多いです。

そして、童謡になって歌われている作品もたくさん。

 

一ねんせいに なったら

ドロップスの うた

やぎさん ゆうびん

ふしぎな ポケット

ぞうさん

 

わからなくても、きっと聞いたことがあると思います。

 

私が一番好きな作品がこちら

ちょっとだけ長い

 

  「びわ」

びわは

やさしい きのみだから

だっこ しあって うれている

うすい 虹ある

ろばさんの

お耳みたいな 葉のかげに

 

びわは

しずかな きのみだから

お日に ぬるんで うれている

ママと いただく

やぎさんの

おちちよりかも まだ あまく

 

これは、磯部俶 作曲の童謡です。

 

今はびわの時期ではないけれど、びわを見ると必ず浮かんでくる歌です。

ちゃんと、歌詞を見なくても歌えます。

 

なぜか?というと、

小学校低学年の時に、校内音楽会で歌ったから。

何度も何度も練習したから。

 

最近よく登場する同窓生と一緒に歌ったの。

 

今歌っても、綺麗な歌だと思います。

優しい歌だと思います。

 

今日、びわの缶詰見つけて、思い出しました。(笑)

 

まど・みちお

とても面白い詩を、いっぱーい作った人です。

大人が読んでも、クスッと笑えます。

 

ひとつひとつが短いから、楽に読めるので、一度読んで欲しいなあ。

とても優しい気持ちになれますよ。