昼過ぎに、空が暗くなって雨になった。

 

 

東の空がだんだん暗くなるところ。

この後もっともっと暗くなって、大粒の雨が降った。

 

空を見てたら童謡が浮かんだ。

 

雨降りお月さん 雲の陰

お嫁にゆくときゃ 誰とゆく

ひとりで傘(からかさ) さしてゆく

傘(からかさ)ないときゃ 誰とゆく

シャラシャラ シャンシャン 鈴付けた

お馬にゆられて 濡れてゆく

 

野口雨情 の 雨降りお月さん

 

奥さんがお嫁に来た時、白無垢姿で雨の中、馬に揺られての嫁入り行列だったのだとか。

それを詩にしたためたのだと聞いたことがある。

 

作曲は 中山晋平

 

私はこの歌、好き。

 

雨が降ると、ちょくちょく頭に浮かぶ。

 

綺麗なメロディーにも、白無垢姿の花嫁さんが見える気がする。

 

雨が好きなわけでは無いけれど、

今日はしばらく、雨を見ていた。

 

何故かな?