4年ぶりの同窓会。故郷へ帰ってきました。

 

久しぶりに聞くお国言葉は温かく、食べるのも忘れておしゃべり。

私の前だけお料理がたまって、早く食べなさいと𠮟られながらも、果てしなくおしゃべりは続く。

 

高校の同窓会は、なんだか気取っていて、次はいいかな・・・

中学はマンモス校だったので、最初から行く気無し。

 

それなのに、小学校の同窓会は、ものすごく楽しい。

 

既に亡くなった数人の友達に黙とう、から始まって、20人ほどが、子供の頃のようにワイワイガヤガヤ。内容は小学生そのもの。

小学生と違ってアルコールが入っているから、それはそれは、にぎやかを通り越して、やかましい。

60数名の同窓生、亡くなった方、遠くへお嫁に行った方、がいる中、20人も集まるってすごいと思うのです。

 

私は他市へお嫁に行ってるので、一番遠くからの参加者だから、乾杯の音頭頼む、なんて言われて、適当に乾杯!って言っときました。

泣き虫の無口な女の子が、場をしらけさせることなく乾杯の音頭を引き受けちゃうように成長したのは、幼い子供の頃の友達の思い出があるからなんだよね。

もう帰る実家も無いけれど、ここは故郷、って思える場所でした。

 

コロナで中止せざるを得なかった時の還暦記念グッズが配られました。

赤い富士山のお猪口と赤いバンダナでした。なんで富士山?石鎚山じゃないのね(笑)

 

楽しい時間は本当にあっという間で、最後までお互いの事が思い出せない人もいて、考えてみれば2クラスしかないけれど、一度も同じクラスになっていない人もいるのでした。

でも、話題はどこからでも湧いてくるので、やかましい同窓会はやかましいまま終わるのでした。

 

私を同窓会に連れて行ってくれた夫は、地元には無い、大きな釣具屋さん巡りをしていて、もう帰ろうかって電話をしたら、

早っ!

って言われたので、2次会にもちょっと参加しちゃいました。

 

家に帰ったらとうに日付は変わっていて、にゃんが寝起きの顔でお出迎え。

 

元気の充電したから、これでまたしばらくは頑張れる気がします。

 

時間は巻き戻せないって言うけれど、今日は、しっかり巻き戻っていたと思います。

酔っぱらいの小学生が騒ぎまくっていたもの。(笑)

 

夫が生まれ育った街も、優しい街、なんだけどね、

私が生まれた街は、遠く離れてしまった者をも包み込む、穏やかであり賑やかでもあり、あったかい街です。

 

なんたって、日本一悠長な言葉を使う街、らしいですから。