私は、毎年夏が来る前に、夫の甚平と自分の浴衣を縫います。

いっぱい縫ったのに、あんまり残ってない。

派手なのは若い子にあげちゃうし、地味なのは夫の甚平に仕立て直すから。

 

コロナの流行前に手芸教室でみんなと作ったのは、浴衣からブラウス。

 

でも、ブラウスにちょん切っちゃうのはもったいないのばかりで、お義母さんにもらった浴衣があったことを思い出して探してみたら、何十年も前のが出てきたので、夫の了解のもとブラウスに。

昔流行ったろうけつ染め。

衿の形を着物の衿のようにしてみた。

 

涼しくて、きちんと感もあって、気に入った。

 

これを原点に、マダム達には衿無しで作ってもらったの。襟ぐりの始末はバイアステープ。手縫いだから簡単じゃないとね。

着丈もいろいろにして、皆さんなかなかの出来だったよ。

 

で、私は、反物のまましまってあった浴衣地から、たぶん浴衣にしても着ないだろうと思うのを一つ見つけて、いろんな丈で3枚のブラウスにしました。

一つは長めの着丈にして寝間着になったので、恥ずかしいから見ーせない。

後の2枚は、結局いつものようにあげちゃった。松田聖子さんのデザインした白地に薄紫のハイビスカス模様だったの。欲しがるはずよね。

 

どれも、最初に水洗いして、縮むだけ縮ませて裁断すれば、それ以上の縮みもなく、何度も洗濯出来ます。なかなか重宝するのよ。従姉は、下にぴっちりの長袖Tシャツ着て、長い期間着れるのだと言ってました。

なんたって上等な木綿ですから、洗うほどに柔らかくなって着心地満点になります。

 

画像の、お義母さんの浴衣で作ったのは見本に置いてあります。たいていの人が浴衣地とわかるから。

 

内緒だけど、私は手縫いじゃなくてミシン縫い。忙しくて、ミシンで時短。

残ったところはパンツにしました。

 

今年もそろそろ甚平と浴衣の反物を探しに行きます。持ち越しのお買得品があったらブラウス用に買いたいと思っています。出来上がったら、あげちゃう前に画像に残して、見てもらおうかな。

 

手芸も縫物も編み物も楽しいよ。皆さんもいかが?下手くそも味ですよ。