産土神社リサーチの真友花です。
6月も、早くも中旬
6月といえば、夏越の祓。
すでに茅の輪が設置されている神社もでてきました。
上賀茂神社は6/10頃〜のようです。
伏見稲荷大社の茅の輪は、
8の字にまわれないんですよね。
これがやりたい。
茅の輪(ちのわ)は、
正月から六月までの半年間の罪穢を祓う
夏越しの大祓に使用され、
それをくぐることにより、
疫病や罪穢が祓われるといわれています。
くぐり方は
水無月の
夏越しの祓する人は
ちとせの命のぶというなり
という古歌を唱えつつ、
左まわり・右まわり・左まわりと、
八の宇を書くように三度くぐり抜けます。
↑上御霊神社の説明には
祓い給へ清め給へ
守り給へ幸へ給へ
とあります。
祓い詞だから、こちらでもOKでしょう。
茅の輪の起源については、
善行をした蘇民将来が武塔神(素盞鳴尊)から
「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」
といわれ、
そのとおりにしたところ、
疫病から免れることができたという故事に基づきます。(神社と神道より)
6月30日に夏越の大祓式を執り行う神社も多いです。
茅の輪も本来は6月晦日にくぐるものですが、
少し早目に境内参道に設置されています。
近年はコロナの影響で、分散参拝のため、
7月上旬まで設置している神社もあります。
また、下鴨神社のように、
立秋(8月上旬)を晦日として、
7月下旬から茅の輪を設置する神社もあります。
ご縁のある神社で見かけたら、
今年前半の穢れを祓い、
スッキリと後半戦に挑みましょう♪