さて、いよいよ卵管造影検査の日がやってきました。

 
当日は昼食抜きだったか、何時までに軽く食べて的な感じだった気がします。
お昼に鎮痛剤を飲んでから挑んだ気がする。
私の場合は夕方だったので、人や病院によってはやり方が違うかもしれませんね。
 
まず、検査着のようなものに着替えて、前だけ穴のあいた紙パンツを履き、そのままレントゲン室に向かいました。
レントゲンの台に横になり、鎮痛剤の点滴をしながら、
先生に
 
「では、始めます。まずはバルーンを入れていきますね」と声をかけられました。
 
後で調べたところ、このバルーンを入れる時点で痛みを伴うことがある模様。
それを裏付けるかのように、先生に「痛くないですか?」「大丈夫ですか?」と何度も聞かれたのですが、
私の場合全く痛みなし。中で膨らませてる感覚もなし。
 
「痛みに強いタイプなんですね」
 
え、全然弱いですけど…
なになに?これ、そんなに痛いもんなの??
と逆に不安に駆られる私笑
 
そうこうしてるうちに、はい、入りましたー
という声とともに準備完了した様子。
 
「では、造影剤のヨード入れていきますね。ゆっくりいきますよ」
 
3秒くらいはなんの感覚もなく、あれ、大丈夫かもとちょっと油断したその瞬間、
ぐわーっとお腹の下の方に痛みが走る。
 
例えるなら、お腹の奥深くの局所的なところに突然生理痛マックス時の痛みが起こったような痛み。
 
私が顔を歪めると、先生が気づいて
「痛いですか?ゆっくり入れますね」と
声をかけてくれました。
時間的には10秒あったかどうか、ぐらいだったと思います。
 
全部入れ終わったあと、拡散させるため歩く必要があるということで、
ほかの階の空きスペースみたいなところで痛み止めの点滴のガラガラを引っ張りながら、
ひたすら同じ空間を行ったり来たり…
 
これが結構辛かった笑
待合室の前の通路みたいなところだったので特に見るものもなく、
15メートルくらいの間を往復するので、退屈で仕方ない。
 
30分くらい経って声がかかり、ようやく退屈からの脱却笑
またレントゲン室に戻されて、再度撮影。
診察室へ戻ったあとに結果の説明を受けました。
 
結果、
「卵管が少し詰まっていました。痛んだのはそのせいもあるかもしれません。
でも最終的にはヨードが通って卵管を抜けていったので、一応問題はないです」
、と言われました。
 
ただ、もしかしたら卵巣と卵管采の間の距離が離れているかもしれないとのこと。
距離が遠いと卵をキャッチしづらいというデメリットがあるみたいです。
 
卵管造影検査をした後は通りが良くなって妊娠しやすいというメリットがあるそうなので、
もしかしたらこれでうまくいくかも、という期待を当時の私は持っていました。
 
終わった直後は検査をこなしたことでアドレナリン的なものが出てそんなに大したことなかったかも!
なんて思いましたけど、今振り返ると、もう一度卵管造影検査やりますか?と聞かれたら、
できればもうやりたくないですね笑
そんな検査でした。