私自身、大好きな狛さん。
いつも『狛犬』と言っていますが、
正確には『獅子狛犬』といいます。
神社に向かって右側の、
口を開けたのが獅子
『阿形』
向かって左側の、
口を閉じてるのが狛犬
『吽形』
獅子と狛犬なんです。
阿吽とは、
仏教の真言の一つで、
宇宙の始まりから終わりまでを
表す言葉とされています。
狛犬さんは、
お寺より神社のイメージが強いですが、
仏教的な要素を残した存在。
元々は、
本殿の扉の内側にあり、
人目に触れるものではありませんでした。
それが、だんだん外へ外へと出てきて、
今のようになりました。
狛犬は神様を守るのが役目。
少しでも早く異変を察知して、
魔が入らぬよう、
守護するために、
離れていったのです。
守護する神様が一番。
神様に失礼なことをしたら、
神様より狛犬さんの方が怒ります。
神社を守護する狛犬さん。
いろんな形があり、
それぞれ自慢したい箇所があるので、
神社へ行ったら、
狛犬さんにも目を向けてみてください。