今週が終わるともう6月です。

早いですね。



桃の季節になってくるので、

タルに

『はるちゃんの桃食べたい!

はるちゃん、桃美味しいって言った!

食べにおいでって言われたもん!』

って言われそうです。

イチゴの時期にも言われていたんですけどね。



ご存知の方も多いと思いますが、

『はるちゃん』とは武田信玄公です。



前に山梨に行った時に、

タルは武田信玄と仲良くなり、

美味しいものを

いろいろ教えてもらったそうなのです。




ライトはずっと怖がってましたが笑い泣き

『テレビの中の武士はぽやぽやしてるけど、

本物の武士は怖いんだぞ!

迫力が全然違うんだぞ!

怖いに決まってるじゃないかー!』

と大騒ぎでした。



ライト…戦国時代、

お馬さんで戦に出てたんじゃなかったっけ?

逃げ回ってたらしいけどグラサン

『ライト、逃げるの得意だった!

仲間を助けたりして、

たくさん徳を積んだ』

って話してたのに。



その時代を生き、

直接武士を見てきたライトでも、

本物の武士は怖いそうです。

迫力は全然違うでしょうね。

実際に戦ってきてる人達ですし。



と、そんな話は置いといて。

桃の時期が近いので、

桃の話。



桃は邪気払いの果物と言われています。

なぜ邪気払いなのか。

書いていこうと思います。



国産み・神産みを行った

イザナギとイザナミの物語。

詳しくはまた書きたいと思いますので、

今日は桃の話。





イザナミが死した後、

イザナギは妻のイザナミを取り戻すため、

黄泉の国へと向かいます。



イザナギが黄泉の国で見たのは、

イザナミの変わり果てた姿。

イザナギは恐怖のあまり

その場から逃げ出しました。



途中何度か追っ手を退けながら、

黄泉の比良坂のふもとまで来た時、

イザナミの周りにいた鬼(雷神)達が

追いかけてきました。



イザナギは、

その場に生えていた桃の木から

桃の実を3つ取り、

鬼たちに向かって投げつけたところ、

その霊力によって、

鬼達は退散していきました。



その功績からイザナギは桃の実に、

人々が苦しみにある時に救えと命じ、

『意富加牟豆美命

 (おおかむづみのみこと)』

と神の名を与えられました。




鬼=邪気を祓ったので、

桃は邪気祓いの実と言われています。

鬼退治をした桃太郎が、

桃から生まれたのも、

邪気祓いの意味があるのでしょう。




桃は、弥生時代には

栽培されていたようです。

奈良県桜井市の纏向遺跡では、

栽培種と言われる桃の種が

たくさん出土しているそうです。




そんな桃の話を

昼休みに途中まで書いてた今日。

職場の最寄駅。

帰りに改札前で

山梨の桃を売っていました爆笑



タルの念かな

買わずに帰ったんですが…

タイムリーすぎました笑い泣き