先日、牛乳を飲まない運動がある、
という話を読みました。
牛乳を作る過程が、
牛を虐待している、
というのです。
この話にすごく矛盾を感じました。
牛乳を作るのが牛への虐待なら、
お肉を食べるのは?
魚を食べるのは?
野菜を食べるのは?
動物にだって、植物にだって命がある。
私たちはその命をいただいて生きています。
それは、動物も魚も同じ。
すべてのものに命があり、
それぞれが命をいただいています。
命をいただいているからこそ、
食べ物を粗末にせず、
残さず感謝していただく。
それが命の循環なのです。
間違った考え方で、
がんばっている人を批判するのは違います。
牛乳を作る過程で牛を虐めてる。
そう批判して、
牛乳を飲まない選択をする人は、
その行いが酪農家をいじめてることに
気づかないのでしょうか。
牛にストレスを与えてると言いますが、
批判が真面目に働いてる酪農家に
ストレスをもたらすことになります。
牛乳も、
神様が私達に与えてくれた食物の一つです。
食物連鎖の中に含まれます。
牛さんだって
自分の運命はわかっているのです。
わかっていて、受け入れている。
神様から贈られた『食』
神様に感謝し、
作ってくれる方に感謝する。
批判していたら、
成り手がいなくなり、
そのうち自分たちの食べるものも、
なくなります。
そうなってから後悔したところで遅い。
『本当に大切なものは何か。
間違えないでね。
神様がくれた贈り物なんだから。
感謝してね』