ライトが五頭龍さんから言われて
育てるようになった子龍さん。
光龍さんとはタイプの違う子で、
子龍さんの育て方に悩んでいました。
光龍さんは活発な龍さんで、
ライトも一緒になって
走り回って遊んで育てたのですが、
今度の龍さんはおとなしいらしいです。
あまり走り回ったりしないそうで、
戦いに強い龍さんを育てられない!
知略で戦える龍さんを育てるか?
でもどうやって教える?
悩みに悩んで、
弘法大師様や、晴明さんに
相談したそうです。
弘法大師さまにも、
晴明さんにも、
“そういうことじゃないだろう”
と言われたらしく…
すごく悩んでいました。
私も考えてみたのですが、
ふと思い当たることがあり、
ライトに話してみました。
「ライト、大好きだよ」
『ライトもママ大好きだよ』
私の愛情がたくさん流れ込むように、
ライトを抱き寄せ、
「ね、ママの愛情、ライトに流れたよね。
ママはライトが大好きだから、
ライトを守りたい。
ライトもママが好きだから
ママを守ろうとするでしょ。
同じじゃないかな。
愛情を込めて育てる。
そしたら、ライトの育てた龍さんは
ライトを守ろうとがんばるでしょ。
そりゃあね、
愛情を込めれば込めるほど
離れるのは辛くなるし、
戦いに出すのも辛くなる。
でもね、龍さんが会議までして、
ライトに任せようってなったのは、
ライトなら愛情たっぷりに育てられる
って思ったからじゃないかな」
話をしたところ、
考え込んでいたので、
わかってくれたかなー?
と思ったのですが…
『わかんない!難しいよ!
ライト愛情は込めて育ててるもん!』
キレられました。
ライトの子龍さん育ては、
まだまだ悩みながらとなりそうです。