節分は前日の2/2になります。
職場で話していて、節分は2/3!
そう思い込んでる方も多いんですよね。
今年は1日早いです。
平安時代、
年末の大晦日には、
“追儺(ついな)”と呼ばれる
宮廷儀礼がありました。
追儺とは、“鬼やらい”とも呼ばれる
今でいう“節分”行事のこと。
もっというと、
節分というのは、
季節の節目である
立春、立夏、立秋、立冬の前日を指し、
1年間に4回あるのですが、
立春は季節の変わる
新しい年の始まりの日であり、
その前日の節分に豆まきを行い、
邪気を払うことになったんですね。
ここまでお読みになって、
あれ?と思ったかたもいるのでは?
昨日のブログで、
今年の旧暦のお正月は1/29って書いてなかった?
立春もお正月ってどういうこと?
そう言われてしまいそうです。
非常に難しいところではあるのですが、
暦の旧正月と、
占いの旧正月がある、
っていう感じなのです。
これ、難し過ぎて、
ライトにも何度も聞いてしまいました。
ライトも、
『晴明さんに“難しいよ”って言われた』
ってことで、
詳しくは聞いていないようです。
大晦日っていうのは、
一年の一番最後の晦(つごもり)の日という意味。
晦は、月隠(つきごもり)のことで、
月が見えない新月(朔月)のことを指します。
太陰太陽暦に則れば、
1/28が大晦日で、
1/29がお正月、
となるわけです。
一方、太陽暦に合わせると、
立春が2/3で、節分は2/2となります。
新年が明けてからの立春なので、
今年のような立春を“新年立春”と呼びます。
実は…立春と旧正月が同じ日になるのは、
30年に一度しかなく、
ズレることの方が多いんです。
晴明さん、教えて…
と言ってみても、
顔がめちゃくちゃ
『めんどくさい』って言ってます。
あーうん、無理ね。
教えてくれないのね。
どうせ私わかんないもんね。。。
神様としては、
暦の旧暦で考えていいそうなので、
難しいことは考えるのやめて、
今年は旧暦のお正月は1/29
立春が2/3だから節分は2/2。
新年早々「鬼は〜外!福は〜内!」
と豆まきをしちゃいましょう。
ちなみに、
「福は内」のほうが、「鬼は外」より、
一回でも多く言ってくださいね。
より多くの福が取り込めるよう。
世の中、いろいろな悪が出てきて、
魔が蔓延しています。
こういう時こそ、
大きな声で
『鬼は〜外!福は〜内!』
とお腹の底から声を出して、
豆をまきつつ鬼を追い出し、
福の神様を呼び込んでくださいね。