初詣に間に合うように教えて欲しかった

という声が聞こえてきそうですが、

神社参拝は年始に限ったものではないですから。

気にせず書いていきたいと思います。







端的にいうと、

お賽銭の金額に決まりはありません。



よく言われるような、

5円を入れると“ご縁がある”

そういうのは、単なる語呂合わせでしかなく、

神社側としては、ちょっと迷惑だったりします。



今は、銀行も郵便局も

硬貨を預けるのにお金がかかりますからね。

せっかく神様に奉納してくださったお賽銭が

手数料がかかってしまう。

本来なら、

お賽銭から神様にお供えするものを購入するところ、

銀行や郵便局に取られて買えなくなってしまう。



金額に決まりはないとはいえ、

1円玉、5円玉、10円玉を

お賽銭として使用するのはオススメしません。



もう15年以上も前の話ですが、

伊勢神宮に参拝した時に、

ふと思い立って、

お守りを授かって帰ったことがあったんですね。



そしたら、

当時のお師匠(先輩神職)に

「神様にお賽銭が少ないって言われたんだな」

と言われたことがありました。



その時のことをライトに確認すると、

『ありえない話ではないよね。

本当ならお守りはなくてもいいし、

お守りを授かるのに納めるなら、

そのままお賽銭として納める方がいい』




お賽銭の額は、

自分の収入を考えて納めるべきであり、

かなり稼いでる方が、

100円とか硬貨を納めていたら、

『その程度しか神を想う気持ちがない』

神様や眷属さんにそう思われても仕方がないです。



一方で、日々の生活がやっと…という人が

お賽銭箱に100円入れたとします。

『毎日大変な想いをしているのに

そこまで神を想ってくれるのか』

神様も眷属さんもそう思うのです。



授かる予定ではなかったのに、

急に御守りを授かろうと思った時は、

眷属さんから『神様をもっと想って』の合図かもしれません。




私個人としては、

御守りも、おみくじも、御朱印も

すべて100円以上なわけですから、

神社の運営も考えて、

お賽銭は100円以上にするのがいいのかな、

と思っています。




おみくじ引きたいから両替して欲しい、

と言われたり、

おつりが必要になるのもすべて100円以上。

100円玉より小さな硬貨は

授与品で扱うことがないんですよね。

なので、100円より大きな金額にすべきかな

と思っています。



ライトに言わせたら、

『お札で!』

と言われたので、

「気軽に行けなくなるじゃん!無理!」

と返答しました笑い泣き



その神社へ行く頻度と、

自分の収入を考えて納める。

人それぞれ違いますが、

こればっかりは自己判断でしかないですね。