ここ数年、
動物が街中に現れた。
畑が荒らされた。
人が襲われた。
そんなニュースを見ることが増えました。
それは年々増えていて、
動物と人間の共存が問題となっています。
昔の人はどう過ごしてきたのでしょうか。
山を敬い、
山へ入る時には、
神に祈りを捧げてから入ります。
それは、神事として今も行われているところが
たくさんあります。
山へ入るということは、
神様の土地に足を踏み入れるということ。
必要以上に木を伐採せず、
動物の食べ物もとりすぎない。
山は神様のものとして、
敬意を払ってきました。
それが今はどうでしょう。
不必要な森林の伐採。
山を丸裸にして、
動物達の棲家や食べ物を奪っています。
必要以上に木を伐採するということは、
動物達の棲家を奪うだけでなく、
自分たちの住まいすら危険に晒すことになります。
動物達が山から降りてくるだけでなく。
雨が降り、山は木の根で
土砂が流れ出すのを堰き止め、
水は少しずつ流れ出す。
それが集まって川ができ、
海にまで流れていく。
木がなくなれば、
土砂は流れ出し、
大雨が降れば川は増水し、
洪水を起こします。
動物達も食べ物がなくなるから
食べ物を求めて人里に降りてきます。
動物達が人里へおりてくるのも、
川が氾濫し、洪水が増えているのも。
すべて人間がしてきた行いへの報い。
だからといって、
私は人里へおりてきた獣を
傷つけるなとは思っていません。
そこに食べ物があると知ってしまった獣は、
またそこへやってきます。
人が丹精込めて作ってきたものを
奪っていきます。
中には人を襲う獣もいます。
一度人を襲った獣はまた襲います。
人里におりてきて、
人を襲ったり、
食べ物を奪った獣を傷つけるな、
というのは、
自分が安全なところにいて、
危険に晒されている人のことを顧みない
無責任な言葉。
可哀想でも、
人を襲ったり、
食べ物を奪った獣は
処分するしかないのだと思います。
そこにあることを知ってしまったから。
山は返しても、
食べ物がないから、
また同じことを繰り返すから。
一度木を伐採し、
削った山を元に戻すのに
どれだけの年月がかかるのか。
簡単にはいきません。
獣達が山からおりてきてるのも、
神様からの忠告。
これ以上、酷いことにならないよう、
その前に気づかせようとしてくれています。
それは、先日書いた、
ペットが神様からのお役目を背負ってきてる。
そのことと同じで、
神様からの忠告なんです。
今気づいてやめなければ
大変なことが起こる。
私一人の言葉は小さなものだけれど、
みんなが声をあげて、
変えていけばまだ変えていける。
神様が、最後の忠告として、
ライトやタル達動物達を使っているから。
自然豊かな日本が、
世界が、地球が。
大変なことになる。
その前に、
自分たちのことを振り返らなければいけません。
自然を神として敬う。
昔ながらの日本の心、
神道の真髄を改めて学び、
心に刻むこと。
それが大切なんだということ。
それが神様からのメッセージ。