やっと大神神社の話です。
大神神社。
私にとって大好きな神社の一つ。
御祭神は大物主大神。
蛇神様です。
大神神社へ初めて行ったのは、
2013年8月14日。
うつ病と診断され、
その時勤めていた会社を辞め、
失業保険で食い繋いでいた時のことです。
ぽんちゃんのご両親が、
静養も兼ねて遊びにおいでと言ってくれ、
奈良へ遊びに行きました。
ぽんちゃんのお母さんはお仕事。
ぽんちゃんパパが連れてってくれました。
鳥居をくぐり、しばらく参道を歩くと、
右手のなんでもないところで
人集りがありました。
と言っても数人程度ですが。
通りがかりに見てみると、
そこには小さな蛇さんの姿。
何度も言うようですが、
御祭神の大物主大神は蛇神様です。
蛇は歓迎してくれてる証。
写真を撮らせていただきました。
その頃はわかっていませんでしたが、今思えば、
2003年から大物主大神に仕えているので、
初めましての神社ではあるけれど、
神様ネットワークでご存知だったのでしょう。
お出迎えしてくれました。
参拝した後、
参集殿で三ツ鳥居を拝観できることを知り、
ぽんちゃんと、ぽんちゃんパパさん、
3人で拝観の申し込みをしました。
(現在は拝観を中止しているそうです)
順番に案内していただき、
拝殿へ昇殿しての拝観。
その場でも静かにお詣りさせていただきました。
ぽんちゃん達も三ツ鳥居の拝観は初めてだったそうです。
そして、のんびりと境内を歩きながら狭井神社へ。
そこで三輪山に登拝できることを知り…
「登りたい…」
ぽんちゃんと、ぽんちゃんパパさんは、
登拝するつもりはなかったらしく…
それでも私が登拝したいと言ったものだから
「付き合うか…途中で引き返せばいいしな」
くらいの気持ちだったそうです。
その時の私はうつ病です。
この山を登ったら治る!
そんな意気込みで、
願掛けのような気持ちで登拝しました。
ぽんちゃんパパさんは、
途中で何度も「帰ろうか」
と言おうとしたそうです。
ですが、私がどんどん進んでいく。
先に行かれてしまうから声かける間もなく、
結果、3人とも登りきりました。
三輪山は、標高は高くありませんが、
神様のお山なだけあります。
本当に登拝するだけで修行できる山です。
登っては降り…
登っては降り…
繰り返しながら登っていきます。
辛くなかったといえば嘘になりますが、
『登りきったら治る』と、
何度も繰り返し心に思いながら登拝しました。
登りきった時の気持ち良さ。
すごく心が満ち足りていました。
うつ病は、一度かかると長引きます。
寝たきりになる人もいますし、
仕事に復帰できずに苦しみ続ける人もいます。
それを一年の休職だけでフルタイムに復帰できました。
私は今でも、この時、三輪山に登拝し神様がパワーを分けてくださったおかげだと信じています。
私にとっての三輪山は、
ものすごいパワーのある場所であり、神聖な場所です。
本当に大切な場所なので穢されたくありません。
このブログを書きながら、
訳もわからず泣きそうになりました。
当時のことを思い出して…とかではありません。
思い出しても泣くことなんてないですから。
なぜ???
となっていたのですが、
わかりました。
神様の嘆きが伝わってきたのです。
そう。
他でもない三輪山に坐します
大物主大神が嘆いておられるのです。
昨年は夢の中で無理やり連れていかれ、
魂を飛ばしての浄化を行いましたが、
今年はさすがに行くことになりそうです。
神様が嘆くほど浄化が必要な状態。
マナーを守ってご参拝ください。