三峯神社の御眷属拝借は、
ご眷属で在られるオオカミさんを
一年間お借りすることであり、
ご祈祷をして、御神札を授かります。
そんなの知ってるよー、
という方もいるでしょうが、
ご存知ない方もいらっしゃったので
改めて書いています。
他のご祈祷と違い、
毎年、三峯神社へ参拝し、
ご祈祷を受ける必要があります。
もちろんどんな御神札でも、
効力は一年のため、
毎年御神札を授かりに
参拝に行くべきなのです。
ですが、都合がつかず、
一年過ぎてしまった…
そういうこともあると思います。
極端な話をすると、
お正月を迎えるにあたって
年末のうちに御神札を新しくする際、
去年は12/27に御神札を授かったけれど、
今年は12/29に授かった。
一年過ぎていますが問題はないわけです。
ですが、御眷属拝借に限っては、
一年が過ぎる前にご祈祷に行っていただきたいのです。
なぜなら、
一年経つと御眷属さんが帰ってしまうから。
そうならないように、
御眷属拝借の御神札には、
ご祈祷を受けた日がわかるよう、
日付印が押されています。
ただし、
初めてのご祈祷が
本日8/6であるならば、
毎年8/6までに行けばいいのであって、
翌年は6月に行くけれど、
翌々年は7月に行く。
というのは、
御神札は効力は切れてしまいますが、
御眷属さんはいらっしゃるので、
問題ありません。
この話は御眷属さんから聞いた話となります。
一年過ぎてしまうから
御神札の効力はなくなってしまうけれど、
ご眷属さんは最初のご祈祷の日付で
一年を考えるそうで、
2年目が早く行ったから
3年目は遅くなった。
だが、一年目から考えると
一年のサイクルは守ってる。
ということであれば問題ないのだそうです。
かくいう私も、
基本的には毎年6月に行っているのですが、
一度だけGWに行っています。
一年目が6/28だったので、
それよりも後にだけはならないよう
毎年参拝させていただいています。
三峯神社の御眷属拝借の話、
予定より長くなりそうなので、
本日は一旦ここで区切り、
また明日にでも続きを書きたいと思います。