昨日はウカノミタマ様について書きましたが、

今日は荼枳尼天(ダキニテン)についてです。

こちらは仏教の神様。



実は薄明、

ウカノミタマ様より荼枳尼天のほうが

詳しかったりします。

子供の頃から慣れ親しんだお稲荷さん。



豊川稲荷は毎年お詣りに行っていました。

逆に伏見稲荷は一度も参拝したことがないという…。

出かけ先に荼枳尼天の祀られてる稲荷が近くにある、

なんてこともよくあります。







仏教の稲荷神である荼枳尼天は、

元々は人肉を食らう魔女であったと言われています。

それが、大黒天により改心させられ、

死者の心臓であれば食していいとなったようです。

6ヶ月前に人の死を知ることができるので、

死神とも言われることもあります。



ですが、死神と荼枳尼天は違います。

昨年、倒れる前に実は死神を見ているのですが…

死神は本当に冷たくて、

例えるならば、

ハリーポッターのディメンターに近いです。



一方、荼枳尼天は、

厳しいけれど、芯の強い女神様

という感じ。



荼枳尼天はジャッカルに乗っているそうで、

狐に似ているため、

本地垂迹説で稲荷神と結びつけられました。





お稲荷さんが厳しいと言われるのは、

神道の神、ウカノミタマより、

荼枳尼天の性格が強く出て、

そう言われているような気がします。



ですが、荼枳尼天も仏に帰依してるため、

怖い神ではありません。

安心して、仏教の稲荷にもご参拝ください。