川崎大師の大開帳奉修に行ってきました。

今回は赤札をいただくため、

ライトとタルはお留守番です。



大開帳奉修は、

10年に一度5月に行われ、

特別な護符『赤札』が授与されます。



赤札は、

「南無阿弥陀佛」と書いてあるのですが、

その字は弘法大師さまの直筆と伝わっていて、

それを貫主が手刷りされているそうです。

また、この赤札をいただけば、

無量の功徳を授かるともいわれています。



赤札を受けに行くのは初。

前回10年前は

この行事のことを知りませんでした。



今日は少しでも早く行こうと、

始発で行って来ました。

川崎大師駅から走る人が!

え?そんなに急がなきゃいけない感じ?

心が急いてきます。



川崎大師には朝6時頃到着したのですが、

山門からは人の数はまばら。

駅から走っていった人はどこに?

そう思うくらい人の姿がないのです。



まずはお参り…と本殿へ進むと、奥に人の山。

本殿の横にたくさんの人が並んでいました。

この時間でこんなに人が多いの!?

驚いたのですが、

列は本殿から見えてるのは一部で

薬師堂のほうまでさらに列が続いていました。



途中で世話人の方から

「6時半が締切なのでまだ大丈夫ですよ」

そう言われたのですが、

なにぶん初めての事なので、

赤札をもらう列が

どう動いていくのかもわかりません。

赤札授与が始まっても、

何時間も待つかもしれないですし、

少しでも早く並んだほうが

いいと思ってしまうわけです。



どれだけ並ぶんだろう?

少し不安になりながらも

列で待機すること約30分。

列が動き始めました。

赤札の授与が始まったんだなー

と思うと、どんどん列が進んでいきます。

動き出したらあっという間でした。



本殿で、お大師さまのご本尊を拝し…

わわっ!立ち止まれない!

拝んでられない!

ご本尊は、ご祈祷の際にも

見て拝ませていただいているのですが、

普段、ご祈祷の際には

入ることのない場所に立ち入れるほうが

貴重に感じました。



赤札は信徒会館で授けていただいたんですが、

たくさんのお坊さん達が

『南無大師遍照金剛』

と唱え続けていて、

その中で4列になり、

それぞれ赤札を授けてくださいます。



後から知ったのですが、

一番右の列に並んでる人が多いと思ったら、

貫主さんが授けてくれるのが

一番右の列だそうです。

どうりで1人だけ法衣が違うと思った…。



別に、貫主さんから授かると

その分功徳があるとか、

そんなことはないので、

私は全く気にしないのですが…。



帰ってきて、ライトに確認しても、

『授かることに意味があるんだよ。

誰から授けてもらったかは違いないよ』

とのことでした。



ま、そうよねー。

神社で考えても、

宮司と禰宜で違いがあるかって

違いないですから。



赤札授与は、

朝6時の祈祷の後は必ず行われ、

その後の時間は、

必ず授与されるとは限らないそうです。

(そのことも家に帰ってから知ったのですが)

この後行かれる方はご注意ください。



家に帰って、

赤札をライトに見せたら、

『お大師さまだー!!!!』

と大騒ぎのライトなのでした。