昨夜、少し熱っぽくて、

風邪薬を飲んでベッドに入りました。

いつもなら薬の効き目もあってすぐに眠れるはず。

ぜんぜん眠れませんでした。



目を瞑っても、目を開けても、

その場にはいないものの姿が視えるのです。



寝てるのは自分の部屋です。

隣りにはライトもいます。

階下のリビングから、

ぽんちゃんと娘の声が聞こえます。

部屋の扉が少し開いていたので、

リビングの明かりも差し込んできています。



それでも視えるのです。

無数の人間ではないものの姿が。

物怪なのか、妖怪なのか…。

明らかにこの世のものではないもの。

リビングの明かりが階段から漏れてるはずなのに

暗闇なんです。



視えてるけれど…

私の部屋にいるわけではないんですよね。

私が視ていたのは前世の記憶。

平安中期に生きた前世の人の子供の頃の記憶。



今も疲れていて眠いのに眠れそうにないです。

しばらくは精神世界との結びつきが強くなりそうです。