神社での参拝の仕方として、
一般的に言われるのは『ニ礼ニ拍手一礼』
ではないでしょうか。
神社でも『ニ礼ニ拍手一礼』と書かれているのを見かけます。
ですが、正式には、
『ニ拝ニ拍手一拝』
礼というと、30度〜45度のお辞儀ですが、
拝は90度。
神社での参拝作法は90度のお辞儀をします。
神職の作法では、
揖(ゆう)と拝(はい)が使われます。
小揖が15度
深揖が45度
そして、拝が90度
お願い事はいつしたらいいのか、
というのがよくある疑問かな、という気がしますが、
ニ拝ニ拍手→手を合わせたまま祈念→一拝
という人もいれば、
ニ拝ニ拍手一拝→そのあと祈念
という方もいると思います。
その点については決まりはありません。
ちなみに、神職が祝詞を奏上する際には、
ニ拝→祝詞奏上→ニ拝ニ拍手一拝
です。
祈祷を受ける時、
皆さん、祝詞を読まれてる最中は頭を下げますよね。
なので、お祈りする時も、
手を合わせてお祈りするというよりは、
45度くらいのお辞儀の姿勢で
祈りを捧げるのがいいのかな、と思います。
元々、ニ拝ニ拍手一拝も神職の作法です。
形式にこだわるより、心を込めて参拝する。
そのほうが大切だと思っています。