自分のやりたかったことは何なのか考えてみた。
最初にやりたいと思ったことは?
ゲームシナリオを描きたい。
それはなぜ?
運命の相手というものを見失ってる人が多い気がしたから。
だから恋愛ゲームという手法で描きたかった。
運命の相手って誰にでもいるんだよ、ってことを言いたくて。
ゲームシナリオまでの道のりは長くて、
地道に自分一人で描いていくには限界を感じました。
だから、小説という方法で描き始めました。
けれど、行き詰ってしまいました。
三人称で描くのが苦手なので、小説は一人称で描くことに。
そうすると、たった一人の視点からしか描けなくて…。
いろんな人物からの視点で描きたいんです。
それに…
なぜ恋愛ゲームで描きたかったって、
最後は自分の選択肢で決められるから。
『運命は決まってないんだよ。
自分で切り開いて見つけて…』
私の一番伝えたいことが伝えられる気がしたから。
私がなぜいろんなものを視てきたか。
視せられてきたか。
きっと私にしか描けないことがある。
私だから伝えられることがある。
たくさんの苦しみ・悲しみ・怒り・喜び…痛みまで。
きっとこれからも迷うことがある。
それでも、一人でも多くの人に前に進んでもらいたいから…
誰にでも運命はあるんだよ。
見失わないで。
あなたのことを想ってくれる人のことを。
あなたと出会うのを待ってる人のことを。
余裕がなかったり、違う人を見ていたらサインを見逃してしまうから。
運命だと思っても、間違えてしまうことはある。
運命の相手といわれる人は、一人じゃない。
傲りの気持ちを持ったら、運命だって逃してしまう。
他の糸に取られてしまうから。
一人でも多くの人が運命の相手と出会えますように。
見つけることができますように。
そして…繋いだ縁に苦しんでる人へ…
糸の太さに違いはあれど、一度紡いだ縁は運命の糸。
どんなに細かった糸であっても、どんな苦難が待ち受けようとも、乗り越えていけば、それが本物になる。
それでも、無理だと悟ったら、糸を切って自分の道を歩むのも大切。
笑顔を失ったら、前に進めなくなる。
あなたが笑っていられる道を歩んで。
これが私の伝えたい言葉。
言葉にするのは簡単。
でも、これだけでは伝わらない。
だから…視てきたことを描いていきたいと思います。