50代の友人がスキルス胃ガンで闘病していたのだが、今月はじめ、彼女を看取った友人を通して訃報メールが届いた。
そのガンの名前を聞くと誰しもが逸見政孝さんを一番に思い浮かべられる方も多いのではないだろうか。
そこで、いろいろ知ろうとネット検索すると、逸見政孝氏の奥様が「逸見政孝氏のがん治療への疑問に答える」というページに行きあたる。
近藤 誠氏(「患者よ、がんと闘うな」文春文庫)と逸見春恵さんの対談内容である。
友人も、自分の病気についていろいろと、調べただろう。
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手術で胃を全摘したが、その後の治療は漢方中心の病院で治療を続けていた。
自分で治療法を選択したと言えるのだろう。
同病について検索すると結構楽観的な見出しが目につき、完治している人も多くいそうだ。
しかし、現代医学ではなく特殊な療法で完治している記事が目立つ。
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さらに調べると、「ガンの辞典」にはこんな記事が。
ガンは冷えが大好き!
「冷え性はガンになりやすい」「ガンは熱に弱い」
がん患者のおなかを開腹し、42度くらいの湯で内蔵をじゃぶじゃぶ洗っている映像を見たことがある。「え~っ、こんなんで、がん細胞が死滅するの?」と思ったものだが、本当らしい。それが、医療機関で行われているハイパーサーミアという温熱療法というものなのだろうか?
(すみません。(;^_^A ここから微妙に表現が変わります)
日常的に冷え性でもガンにならない人ももちろんいるのですが、冷え性や低体温のひとは、体温が36.5度以上のひとに比べると免疫力が活発でないようです。
妊娠を望む冷え症さんには、なるべく体を冷やさないように、など耳にしたこともあるのではないでしょうか。
どちらにしても、冷えは健康にとって好ましいものではありません。
そして、ガン細胞は多くの熱を発しながら増えていくので、冷えた環境が大好きだそうです。
からだの冷えた部分はガンになりやすい。であるならば、体温を上げてガンが育ちにくい体内環境をつくることが未病につながるのではないでしょうか。
体温を上げる「音響療法」というのをお聞きになったことがあるでしょうか?
筆者は一度体験したことがあります。
ヘッドホンをかけて特殊な椅子に座り、その椅子は背骨に振動を伝えながら、背骨と耳から音を聴きます。
その音は、お母さんの羊水の中にいたときの音に近いそうです。
特殊な音を聴きながらリラックスして小一時間ほど身を任せていると、足の先からポカポカして汗だくになります。
終わった後に体温を測ると37.5度に上がっていました。
日常的にできる自分にあった基本的な体温アップの方法を考えてみましょう。
自分でできる習慣として、呼吸法、食事、気功やヨガ、太極拳といった運動療法などを、自主的に選択する習慣を身につけることも選択肢かもしれません。
これらは、精神面、心の持ち方によい影響力を与え、何よりもリラックスさせる効果がある。
地に足をつけリラックスしていると、人間の脳波はα波優位になり、緊張や心配から解き放たれます。
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医者に行って「あと○キログラム痩せなさい」と言われたとか、「このままでいくと近いうちに生活習慣病になりますよ」とか、言われてからあわてて考えるのも、ひとつのきっかけにはなるでしょう。
しかし、せっかくいただいた体なので、大切に長く使わせていただくことが与えられた者の責任かも・・・。
この記事を読んだ方は、ちょうどそんなタイミングが来ているのかもしれないですね。
すべてはあなたの選択です。
NHK コロンビア白熱教室のシーナ・アイエンガー教授が「選択」について面白い研究をされています。
スティーブ・ジョブズは、人生においてどんな選択をすることで世界を変えたのか?
次回はこの興味深い内容について少々・・・。
興味のある方は
「白熱教室 選択」のキーワードで
(by 癒久 スタッフR)