🎸バンド練習やライブ音源を録音して聴いてみたら、音量が小さくて困ったことがありませんか?
CD💿に焼いて聴いてみたら音が小さくてがっかりなんてことも…😞
そこでより簡単に、お金もかけずに迫力?ある音源にする方法を書きます
ただし、この方法は以前から私が独学で自分勝手に満足しているやり方なので
応急処置だととらえてください。
本来なら、DAWという音楽制作ソフトを利用するのが定番ですが、
初心者が使えるようになるまでには知識も手間もかかります。
私がよくやるのが
「Audacity」オーダシティーという無料で使えるソフトで音源の音圧を上げる方法。
まずこのソフトをダウンロードします。
Windows用とMac用があるので、お使いのパソコンに合った方をダウンロード。
インストーラ版とzip版がありますが、zip版の方がいいかもしれません。
http://www.audacityteam.org/download/windows/
http://www.audacityteam.org/download/mac/
「Audacity 数字 zip file」というダウンロード用のリンクをクリック!
インストールするとバージョンによりますがこんな画面が出てきます。
ここにPCに保存した録音音源(wav.またはmp3)を取り込みます。
すると波形が表示されて再生ボタンをクリックすると音が聞こえるはず。
この音を大きくしましょう。
まずは、トラックの左の設定画面をクリックするか、変更したい範囲をドラッグして、
エフェクト欄の「ノーマライズ(正規化)」という文字をクリックしてレベルを-0.1~0に設定して実行します。
これで少し波形が大きくなったでしょ?!
でもまだ満足できるレベルではありません。
何度繰り返しても波形が天井まで到達しているのでこれ以上大きくなりません。
そこで出る釘は打つことにします。
出過ぎた波形をカット(圧縮)するため「エフェクト」→「コンプレッサー」を適用します。
派手に加工すると音がつぶれて変な音になるのでデフォルトの設定のまま実行していいでしょう。
すると締まった波形になります。
そうしたらまた「ノーマライズ」を掛けます。「増幅」を使うのもいいです。
音質を細かく修正したい場合は「イコライザー」を挟むのもいいでしょう。
これらを繰り返して希望通りの音量に出来ます。
これでとりあえず完成!……ですが、
コンプレッサーとノーマライズの繰り返しをもっと簡単にする方法があります。
それは、マキシマイザーというプラグインをカマすことです。
数あるマキシマイザーの中で、
私はBuzmaxiというプラグインをおもに採用しています。
これを利用するには、インターネットのリンクから、
解凍したBuzMaxi3.dllというファイルを
Audacityのフォルダーの中の
Plug-Insというフォルダーに取り込む必要があります。
https://www.dtm.review-preview.net/2016/03/buzmaxi-3-buzzroom_20.html
取り込みが成功したら、
audacityの「エフェクト」を開くと
ずーっと下のほうにbuzmaxi3という文字が出るはずですのでクリックします。
もし、見つけられない場合は無効になっているかもしれないので、
エフェクト最上部の「プラグインの追加/削除」に入り、Buzmaxi3を有効に設定します。
Modeはとりあえずそのままでいいでしょう
Makeupの数字の上で上下にドラッグすると効果の数値を変えることが出来ます。
+7.0~に一気に上げる人がいますが、やりすぎて歪みの原因になりやすいです。
「Buzmaxiは歪む」という人がいますが一気に上げすぎでしょう。
控え目に掛けてみて足りなければ何度か繰り返します
赤いレベルが時々天井に届く程度がよろしいかと。
適度な音量で納得したらBuzmaxiを閉じて、
ファイル→書き出し→好みのフォーマットで保存します。
私はいつもDAWで加工した後でも念のため掛けることにしてます。
必ずしもCDレベルまでとはいかなくとも満足出来る音圧にはなると思います。
いきなりBuzmaxi3をぶちかまして音圧を上げちまえ!という荒っぽいやり方もあります。
以上、本格的とは言えませんが、いわゆる音楽制作でいう「マスタリング」に通じる工程です。
マスタリングを極めたい人は、インターネットを検索すると本格的なマスタリングを知ることが出来ます!
*後日編集:最新のオーダシティーではBuzmaxi3を認識しないようです。このプラグインを使うにはオーダシティーを古いバージョンに戻す必要があります。または他のフリーマキシマイザーを探してみるのもいいですね。