生姜の歴史
現在、生姜は、いろんなところでその効果効能が注目されていて、
体温を上げる食べ物としてや、免疫力を高める役割等、
TVや書籍などで紹介されています。
私の尊敬する、石原結寛先生も「生姜力」という本を出版されてあり、
生姜の力を改めて再確認しました。
そんな魅力を沢山もっている生姜ですが、
生姜の歴史をどこからはじまったのでしょうか
生姜は、アジアや東南アジアが原産の植物だといわれています

温かい気候の地域でとれる植物で、ある程度の湿度や
保湿力のある土壌を好みます。
そのため、日本や中国を初めインドやパプアニューギニアなどでも
かなり昔から栽培されたり、人々の生活の中で様々な用途に利用されてきました
生姜と人の関わりの歴史は大変古く、紀元前300~500年頃には、
塩やコショウなどと一緒に生姜を使った保存食や防腐剤、
漢方薬としてすでに利用されていた記録が残っています
紀元前400年の中国の医学書には、生姜が「吐き気、下痢、胃痛、コレラ、
歯痛、出血、およびリウマチ」を治療するのにおいて有効であると
記述されています
また、後々には、初期の風邪の咳を含む、呼吸に関する症状の治療に
利用されました。
インドでは、マラリア病に対する薬用、カレーに加える香辛料として
利用されていたらしいです
こんなに昔から、生姜は病気に効果があることがわかっていたんですね
そして、日本には2~3世紀ころ中国から伝わってきたといわれています。
生姜のことは、「古事記」「魏志倭人伝」などにも記されています
国内に生姜が入ってきたころには、香辛料や調味料としてはもちろん、
蜂蜜や砂糖に漬け込んだ保存食が、高級な食べ物として
扱われていたこともあるようです。
現在の日本では、関東から西の地域で栽培されることが多く、
千葉や高知などがしょうがの産地として有名です
日本国内で生産されている生姜の約半分は高知県産です
ちなみに、日本に伝わったばかりのころは、その独特の味や香りが、
生姜が伝わってくる前から国内にあった「山椒」と同じ刺激のある
香辛料として、生姜も山椒も「ハジカミ」という同じ呼び方で
呼ばれていました。
日本で生姜が「ショウガ」と呼ばれるようになったのは、
1600年ころ江戸時代に入ってからだといわれています
次回は生姜の種類についてお伝えしていきます

体温を上げる食べ物としてや、免疫力を高める役割等、
TVや書籍などで紹介されています。
私の尊敬する、石原結寛先生も「生姜力」という本を出版されてあり、
生姜の力を改めて再確認しました。
そんな魅力を沢山もっている生姜ですが、
生姜の歴史をどこからはじまったのでしょうか

生姜は、アジアや東南アジアが原産の植物だといわれています


温かい気候の地域でとれる植物で、ある程度の湿度や
保湿力のある土壌を好みます。
そのため、日本や中国を初めインドやパプアニューギニアなどでも
かなり昔から栽培されたり、人々の生活の中で様々な用途に利用されてきました
生姜と人の関わりの歴史は大変古く、紀元前300~500年頃には、
塩やコショウなどと一緒に生姜を使った保存食や防腐剤、
漢方薬としてすでに利用されていた記録が残っています

紀元前400年の中国の医学書には、生姜が「吐き気、下痢、胃痛、コレラ、
歯痛、出血、およびリウマチ」を治療するのにおいて有効であると
記述されています

また、後々には、初期の風邪の咳を含む、呼吸に関する症状の治療に
利用されました。
インドでは、マラリア病に対する薬用、カレーに加える香辛料として
利用されていたらしいです

こんなに昔から、生姜は病気に効果があることがわかっていたんですね

そして、日本には2~3世紀ころ中国から伝わってきたといわれています。
生姜のことは、「古事記」「魏志倭人伝」などにも記されています

国内に生姜が入ってきたころには、香辛料や調味料としてはもちろん、
蜂蜜や砂糖に漬け込んだ保存食が、高級な食べ物として
扱われていたこともあるようです。
現在の日本では、関東から西の地域で栽培されることが多く、
千葉や高知などがしょうがの産地として有名です

日本国内で生産されている生姜の約半分は高知県産です

ちなみに、日本に伝わったばかりのころは、その独特の味や香りが、
生姜が伝わってくる前から国内にあった「山椒」と同じ刺激のある
香辛料として、生姜も山椒も「ハジカミ」という同じ呼び方で
呼ばれていました。
日本で生姜が「ショウガ」と呼ばれるようになったのは、
1600年ころ江戸時代に入ってからだといわれています

次回は生姜の種類についてお伝えしていきます

