周りの景色は同じはずなのに、
感じる人の心が変われば
全く違う景色になる。
不安のフィルターから物を見れば
その人の波動に呼応した世界が
現実になる。
現実を良くしようと、
あらゆる努力をして、
試行錯誤して、
答えが見つからなくて
自分の何がいけないのか
何が足りないのかと
色んな所に行って相談したり
本を読んで実践したり
どこかで勉強してみたり。
それでも変わらないから…
もしかしたら、
家族の問題なのか？
先祖の問題なのか？
あれこれ探ってみたり。
どうやっても一時的でしかなくて
結局はよく分からなくて。
やっと手を差し伸べてくれた人がいた！
と思ったら、
なぜかその人を遠ざけるかのように
揉め事が起こり、
一体何が私をこうも邪魔するのか？
私は変わりたくないのか？？？
と、絶望の淵にいながらも、
それでも生きることを諦めきれなかった。
そんな時は何かしらヒントの言葉がくる。
『人間関係のトラブルは
新しい人生のサイン』
『悲しい出来事は
人生の器を大きくするチャンス』
そして、自分なりに出来ることを
やってみようと
あきらめずにいたら、
ちょっとした誰かの呟きの中に
ピンときた言葉があり
調べてやってみたら
すごい一気に変わった…！
（そんな経験ってありませんか？）
そうなると、
今まで悲しみのフィルターから見ていた景色が全く違う景色に見えてくる。
見た人すべてを
疑いと不快な気持ちで見ていた自分が
嘘のように
みんな温かくて優しい存在なのだと
慈しむように見られるようになった。
無駄にあがいて、
すごく難しく考えてきた事も
もっとシンプルに考えれば良いんだと気づく。
その気になれば
一瞬ですべてが変わる。
その鍵はすぐそばにありながら
探しまわっても見つからない。
（でも、答えは必ずある。）
見つからなかったものが
見つかった時、
ついさっきまでの自分と
全く違う自分になっている。
大事なのは
祓い清めること。
家の掃除や整理整頓も浄めになるけれど、
それも大事だけれど、
もっとシンプルに早く変わるのが
微細なエネルギーの浄化。
肉体も、精神も、魂も、
みんなまとめてはらい清める。
浄めて焼き尽くしたその空間を埋めるかのように、光が入ってくる。
周りを覆っていたものが祓われると
霧が晴れたかのように
見えなかったものが見えてくる。
暗闇で何も見えなかった所にも
朝日がさせばこんな景色があったのかと気付ける。
どうすれば良いんだ？と
今まで悪あがきしていたのが
まるでアナログの世界のよう。
もしくは
油のさしていなかった自転車に
油をさした途端に
ギコギコ重かったペダルが
一気にスイーっと楽々こげるように
なったみたいに。
これだけで良かったんだ…。
世の中は本当はすごくシンプルに出来ているのかもしれない。
でもここに辿り着くまでに
さんざんやり尽くしてきた事が
あったからこそ、
この出来事に気付けた、という事もあると思う。
何ひとつ無駄な事は無い。
たとえ暗闇の中を憎悪と共にもがいた過去だとしても。
陰陽太極図のように
陰の中にも陽があり
陽の中にも陰がある。
完全な悪も完全な善もない。
究極の黒も究極の白もない。
無駄な事はひとつもない。
だから、
ただ目の前のやるべき事をやって
あとは自分や周りを浄め整える。
曇りを取り、詰まりを取って、
視界をスッキリさせる。
ただそれだけ。
そうしたら呼吸が楽になる。
生き（息）易くなる。
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