遠方から整体を受けに来られた方のお話。
過去にやった過度なダイエットによる
摂食障害の影響で、
常に内臓の調子が悪い彼女。
体力が無く、疲れやすくて
週末の休みは1日ぐったりと
寝て過ごすことが多いとの事。
おなかを触っていると
とにかく力が無い。
内臓が主張してこない。。。
普段も感情があまり湧いて来ず
主張というものはしないそうです。
小腸も膵臓も、どこにあるのか
どんな形状かも分かりにくい。
内臓の膜の弱さと言ったら…。
そんな中でも、
膵臓に意識を潜らせていく。
ふと
「森林伐採」の『伐』の字と
仁王像のようなルックスで
剣を振り上げた姿。
それから森の木々の景色。
伐折羅(ばさら)という方のようです。
か弱そうな彼女からは
想像もつかない方の登場でした。
『バサラ』
という名前は知っていたけれど
どんな方か知らないので
いつものように
片手は内臓調整、片手はGoogle^_^
伐折羅大将とは
薬師如来さまの眷属である
十二神将のお一人なんですね。
健康に関係する薬師如来さまの
眷属だから現れたのですかねー
と話しながら、
常に木々の景色が見えるので
「自然のエネルギーをいただくのが
良さそうですね〜」
なんて話していました。
後日、
伐折羅大将について検索すると
「ご利益は、
全ての人の食事にまつわる苦悩を
取り除き、飢えや乾きのない健全な
食を与える「飲食安楽」と言われています。」
との事。
摂食障害だった彼女に適材適所な
伐折羅さまだったのですね^_^
…という事は伐折羅大将の真言
『オンバサラソワカ』
が彼女の内臓には効きそうです^_^
みぞおちやおヘソのあたりに
優しく手を当てて
「オンバサラソワカ」
と何回も唱えてみると良いかも^_^
(書きながら私もやったら、
胃がゴポゴポと鳴りました^ ^)
・・・こうやって、
『神仏エネルギー整体』は
少しずつ色んな方の施術を通して
「●●には○○様のエネルギーが
効くのか!? ∑(゚Д゚)」
というデータの蓄積から
出来上がったんですよね^_^
(いつも通常の整体メニューで行っております)
感謝です。
それから、十二単のお雛様のような
可愛らしいお姫様。
権力者である父の言うことは絶対で
結婚相手も当然親が決める。
それにはそういうものと思って
育ってきたので不服は無かったものの
彼女は自然の中にいるのが好きで
遊びに出かけた河原にやってくる
鹿と仲良しだった。
でもある時、貴族の娯楽でもある
鹿狩りによって、
仲良しの鹿が殺されてしまった。
ものすごく悲しいけれど
鹿狩りは当たり前に行われていたし
父に口ごたえも出来ず、
悲しみを胸の内に秘めたまま、
「私の意見は通らない」
「私の考えには価値がない」
というふうに色々諦めてしまったようでした。
そんな光景が見えたので
自己肯定感が低く、
感情があまり湧いて来ないという
現世での潜在意識に残っていたのですね。
それから、
『深沙大将』という文字が。
この方は以前クライアントさんの
息子さんの施術を通して知ったので
知ってました♪
文字数の都合上 書いてないですが
当時、深沙大将という存在を初めて
知ったのでした
深沙大将 = 多聞天 = 毘沙門天
またまた、か弱そうな彼女からは
想像もつかないお方です。
でも、彼女のお仕事の話とか
彼女の興味がある事とつながって
『人の話を聞く』
という事を深めていくのではないかと
感じました。
それが合っていたようで
木々の景色をまた見せられ
「意識を向ける」
という言葉。
そして、
深沙大将の姿と共に
「意識を向ける」
という言葉。
自然のエネルギーをいただくときも
ただそこにいるのではなくて
自然のエネルギーに『意識』を向けてみる
仕事や普段の人と接する時、
話を聞く時も
「意識を向ける」
そこから得る事が
彼女には沢山あるようです^_^
こんな力強い存在が
見守っているのですからね。
身体の回復には
もう少しかかるでしょうし
体力あってこその気力でもあるので
遠方から名古屋に通うのも大変だし
とりあえず近場で身体を整える
治療院に通って身体を整えて
時々は私に顔を見せてくださいと
お話しました^_^
そうそう、それから、
伐折羅大将について調べたら
仁王さまとも同一らしいです。
どうりでルックスが似てたわけです。
……あれ?
そういえば、以前ガチャガチャで
そんな仏像をゲットした気が…。
ありました!
これ ↓
上野美術館の近くのガチャガチャで
ゲットしたやつです
派手な色なので、部屋の隅っこに
置きっ放しでしたが、
サロンに持っていこう♪
(その後必要としている人の元に渡りました)