以前に贈ったお花のお返しの品が一昨日届きました。

 

贈ったお花は、あるワンコに手向けるためのものでした。

 

Hanaよりひと月半くらい遅れてお空の向こうを目指した子。

 

その子は可愛いパピヨンちゃん。

 

イメージそのままに白を基調にふわふわっと

 

お花のアレンジメントを作ってもらって送りました。

 

 

 

 

紙袋を開けてみる。

 

中には御礼のお手紙。

 

ママさんからのやさしいメッセージ。

 

食べるのがもったいないようなクッキーの詰め合わせ。

 

 

 

 

それから。

 

さらに、小さな紙袋。

 

開けてみると、ラッピングされた丸いグッズ。

 

パピヨンちゃんの笑顔をアップにして加工されたマグネット。

 

まん丸の目が愛らしい。

 

 

 

 

それから。

 

 

もう一つ。

 

 

 

 

はっとした。

 

 

 

 

「For You」の文字に守られたHanaのマグネットでした。

 

旅立つ少し前のHanaのとびきりの笑顔。

 

この時の写真を犬友さんも目に留めてくれていたようで、

 

その笑顔がいいなと思ってくれたようで、

 

全く同じようにマグネットにしてくれていたのです。

 

 

 

 

…泣けました。

 

 

 

 

まだまだ辛いのに、自分の子以外の動物を

 

同じように大切に思って、その姿を形にしてくれたんだ…。

 

 

 

パピヨンちゃんも長い闘ビョウ生活だったようです。

 

きっと看護と介護の疲れがどっと出てきた後で

 

なかなか氣力が出せない頃かもしれないのに。

 

それでもこうして可愛い物を作ってくださった。

 

 

 

その心に頭を下げずにはいられませんでした。

 

まあるいHanaを手に乗せて

 

部屋のどこを向いたらよいかもわからぬまま

 

ただ、ありがとうと頭を下げました。

 

 

 

同じ犬種、同じような年ごろ、同じ地域…

 

いろいろな共通点で飼い主さんが友達になることがある。

 

そして、もう一つ。

 

同じ頃に愛する我が子を見送った経験をしたことで

 

会えずとも互いの背中にそっと手を当てるような

 

そんなお付き合いが続く友達もできるのですね。