ども、カーチャンです。

 

今日は半袖のTシャツ姿です。

 

Hanaの看病・介護をした日々は寒い冬。ストーブの赤い火とやかんからの湯気。作ったスープも放っておくとすぐに冷えてしまうので、タイマーをセットして、人肌くらいになったらハンドミキサーにかけて飲みやすくしたりしていたっけ。

 

その後、しばらくはハンドミキサーに触れるのも見るのも避けていたなぁ。

 

なのに、今はもう夏姿です。

 

うん、仕方ない。

 

仕方ないんだ。

 

 

 

さて、今日は二階から階段を下りるときに、あ、そうだ、と、ピカーンと降りてきたものがありました。

 

Hanaとの触れ合いや小さな日々の動きや遊びを細かく記録に残しておこうというアイディアです。

 

昼間二階の仕事部屋で一緒に過ごした後、お夕飯も兼ねて一階へと降りるとき、晩年のHanaは階段の一番上の段で横を向いて前足をちょっと上げていましたっけ。

 

抱っこプリーズ、のポーズです。

もう怖くて、自分では下りられなくなっていたから。

昔は、「早い!落っこちちゃうよ!」と声掛けるくらい素早く下りていったのにね。

 

カーチャンはまずが自分が2、3段階段を下りて、左右の足を違う段に置いて体勢を整えて、それからゆっくりと、前足を上げている犬の脇の下とお尻の下に腕を当てます。そうして「オイッショ」と抱き上げます。

 

一段、一段、慎重に下りていく。

Hanaも慣れていて余計な力を入れないので、抱っこしやすい。

 

最後まで下り切って、廊下を少し進んだら、ゆっくりと下ろして上げる。この時だけ、少し四肢を空中でバタバタさせて、Hanaなりの着地の準備をする。

 

その一連の動き、重さ、温かさ。

 

こうしてブログに書いているだけでも、蘇ってくる感触。

 

これからも、こんなふうに遺していきたい記録です。

 

(途中の段で寝ちゃうなんて技もあったわねぇ)