ども、カーチャンです。
朝、出勤する殿を送り出して(この2月まではカーチャンが一足先に犬散歩に出発していたのになー)、その後に瞑想をすることがあります。今はYouTubeで瞑想に合う音源がその日の気分で探せるので、便利ですよね。
さて、瞑想開始。瞑想中は「考えないようにしよう」としても考えちゃうもので、考えちゃうものはしかたない。少し深呼吸して、音楽をぼうっと聞くモードに再び戻って、また心を落ち着けてみる。
すると、やっぱりそこは妄想族のカーチャン。出てきた、出てきた!星空の向こうからきらきら金色のオーラに包まれて走ってくる愛犬の姿が。Hanaは美しく、若返っていて、軽やかで、楽しそうだ。なのに、こちらはいつもの着古したカーゴパンツとくたびれてきたAirMax、ウェストポーチにはまだ律儀におぴっこ流し用のペットボトルまで指した格好のまま。その姿で星空の中を駆けよっていく。愛犬と再びハグするために…
…ううう
その時、Hanaの後ろにも沢山のわんこたちが並んで見えたような感じがしました。みな、家族を持たない、あるいは家族と別れた、そうしていずれも温かい家庭を待ちわびる保護犬たち。
大きい子も小さい子も、しゅっとしてる子も、もふもふのまあるい子もさまざま。
けれど、どの瞳も愛に満ちている。
人間に愛されたことがなくても、人間にひどいことをされた後でさえ、人間を愛することで魂の経験を積んでいこうとしている瞳の綺麗な生き物たち。
やがて、カーチャンを追い抜くように、たくさんのパパ、ママが、何かフェンスのような障害を押し倒し、押しのけるようにして、犬たちにどんどん近づいていく。人間たちもまた、動物のお世話をすることで、魂を磨くために。
ああ、いい光景だ。
泣けました。
普段、ブログ記事に「保護犬」のハッシュタグも使用することが多いカーチャンですが、本当はこういうタグはなくなればいいと思っているんです。
処分される命が減らない一方で、無計画に大量に命を生産することに対しては、どうしても心がざわざわする。「保護犬を飼えるなんて知らなかった」なんていう人もいますが、調べればいろいろな情報がありますよ。関連する本も出ています。保護犬を引き取る里親さんがもっと増えたら、どんなにいいだろう。犬は犬です。雑種もいいじゃないですか。ユニークな魅力がたっぷりで。
周囲の様子やメディアや広告に流されず、どうか、今生きている保護犬たちの命をさらにつなげて慈しむことに取り組んでくれる日本人がたくさん増えますように。里親さん、頑張って
(ちょっと古いイラストですが、保護犬・保護猫たちの幸せを祈りまして…)