ども、カーチャンです。

 

七七、四十九日が経ちました。

 

この1ヵ月半以上にわたり、よく泣きました。

 

これまでの人生でわーわーと泣いたことは、それは人間ですし、もちろんありますが、こんなに長く泣き続けたことはなかった。人生での最長記録、新記録です。

 

今日だって、ちょっとどこかつっつかれたら、秒で泣きだす自信があります。

 

けれど、「自分で区切りをつける」と決めて過ごしてきたことは良かったと、四十九日目を迎えて感じています。

 

うまく表現ができないのですが、大きな揺れがない、激しい落ち込みがないのです。

 

悲しさは悲しさのまま、辛さは辛さのまま、さびしさはさびしさのまま、すべて認めて受け入れて背中に担いで、よいしょと登り出す。そういう心境です。

 

背負っているその荷物はまだ重いけれど、よく手に取ってあちこちから見つめてきた荷物ばかりだから、何が、どれだけの量で、どの順序で詰められているかを知っている。

 

知っているものって、あまり怖くないし、知らない状態よりは重くない。

 

とても自慢できる荷物ではないのですが、このブログにほぼ日記代わりに恥をしのんで書いてきてよかったと思います。

 

ペットロスに限らず、大切な何かを、誰かを失った苦しみを抱えている多くの人たちが、似たような日々を通過されているのではないかと思います。みんな、すごいよ。

 

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昨日はHanaの骨壺を膝の上に乗せて、両腕で背中から抱きしめるように抱えて、ビービーと泣きました。

 

骨壺を覆う布は、殿と選んだ桜模様。金糸の刺繍も綺麗です。

 

Hanaの体重は一番太っていた頃で17kgぐらいあったのに、今、なんと軽く、小さいことか。

 

これこそが「現実」なのです。

 

「魂」はもうとっくに、軽やかに、この家のあちこちを見て回ったり、空の上で懐かしい仲間に再会したりしているのでしょう。

 

そうして、陽気でパタパタとしていたHanaのことだから、チャンスがあれば生まれ変わりの希望を出して(?)天国での許可証と応援プログラムを受けるかもしれません。

 

いつか、何年かして、ふと街角ですれ違う、知らない人が連れている知らないその犬は、Hanaだった犬かもしれない。その犬が妙に人懐こくこちらを振り返り、しっぽを振るかもしれない。カーチャンも「おや?」って思いながら微笑み返すかもしれない。

 

あるいは。あるいは。

 

思ったよりも早く、これから何かの縁でつながることになる犬が、Hanaの魂が別の肉体をまとった生き物として、目の前に現れるかもしれない。

 

それとも。それとも。

 

Hanaは天国でやることがいっぱいあって、充実の時を過ごすかもしれない。

 

いずれであっても、ただ、ただ、今世の出会いに感謝するしか、できることがありません。

 

ありがとう」と「愛してるよ」よりも、ぴったりの言葉は見つかりません。

 

Hana…

 

Kindle本にまでなっちゃった、ユニークな保護犬。

 

ありがとう。

 

あなたが幸せに前進していくことを、心から祈ります。

 

(↑これは11歳の誕生日の時の手作りケーキ。こんな作業も楽しくて仕方なかった)

 

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